特許
J-GLOBAL ID:200903085644993320

バランス調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-183556
公開番号(公開出願番号):特開平8-050726
出願日: 1994年08月04日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 フォーカスおよびトラッキング誤差信号のバランス調整を行う際に、極性とバランスずれ量の絶対値との両方の要素を利用することによって、バランス調整の精度を向上させる。【構成】 ピーク・ボトム検出手段6で、誤差信号のピーク・ボトム値P1,P2を検出し、MPU7で、誤差信号の上側振幅と下側振幅の大きさを比較する。次に、MPU7は比較結果の極性に応じて、バランス切換手段4にバランス切換値BALを送信する。この送信動作を行うごとに、メモリ手段8に最も調整結果のよいバランス切換値BALとバランスずれ量BALSの絶対値を記憶しておく。そして、最後に、最も調整結果のよいバランス切換値BALをバランス切換手段4に送信し、誤差信号の上下の振幅の大きさが等しくなるように調整する。
請求項(抜粋):
所定のトラック形態をもつ光ディスクを回転させる回転手段と、前記光ディスクの記録再生面に光ビームを集光して光スポットを形成し、その反射光を検出する光ピックアップと、前記光ピックアップの所定の出力の増幅率を切り換えるバランス切換手段と、前記バランス切換手段の出力より制御目標位置と前記光スポットとの相対位置誤差あるいは焦点位置誤差を出力する誤差信号生成手段と、前記誤差信号生成手段の出力のピーク値とボトム値を検出するピーク・ボトム検出手段と、前記ピーク・ボトム検出手段の出力から、前記誤差信号の上側振幅と下側振幅の大きさを比較し、その比較結果の極性に応じて、バランス切換値である光ピックアップの所定の出力の増幅率を求める処理、およびバランスずれ量である前記誤差信号の上側振幅と下側振幅との比率を求める処理を行うマイクロプロセッサと、前記マイクロプロセッサの処理結果を記憶するメモリ手段とを有し、前記マイクロプロセッサが、前記バランス切換値を前記バランス切換手段に送信する毎に、前記メモリ手段に前記バランスずれ量が最も少ないときの前記バランス切換値と前記バランスずれ量の絶対値を記憶しておき、最後に、前記バランスずれ量が最も少ないときの前記バランス切換値を前記バランス切換手段に送信し、前記誤差信号の上側振幅と下側振幅の大きさが等しくなるように調整することを特徴とするバランス調整装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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