特許
J-GLOBAL ID:200903085698604078
新規なピルベートオルトホスフェートジキナーゼ、及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (4件):
石井 良夫
, 吉見 京子
, 後藤 さなえ
, 藤野 清也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-152403
公開番号(公開出願番号):特開2009-017876
出願日: 2008年06月11日
公開日(公表日): 2009年01月29日
要約:
【課題】低温域における保存安定性及び凍結保存安定性に優れ、かつ、熱安定性の高いピルベートオルトホスフェートジキナーゼの提供。【解決手段】Thermotoga maritima由来ピルベートオルトホスフェートジキナーゼ及びその製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記の理化学的性質を有するピルベートオルトホスフェートジキナーゼ。
(1)作用
マグネシウムイオン等の存在下で、アデノシン5’一リン酸、ホスホエノールピルビン酸及びピロリン酸に作用して、アデノシン5’三リン酸、ピルビン酸、及びリン酸を生ずる反応及びその逆反応を触媒する;
(2)至適pH
pH7〜7.5;
(3)pH安定性
50°C、20分間でpH4.5から11の範囲で80%以上の活性を保持する;
(4)熱安定性
80°C、1時間の熱処理で90%以上の活性を保持し、かつ、4°Cで少なくとも27日間保存後も70%以上の活性を保持する;
(5)補酵素特異性
マグネシウムイオン存在下で、ホスホエノールピルビン酸及びピロリン酸を基質とした場合、アデノシン5’一リン酸に対して特異的に補酵素として作用し、アデノシン5’二リン酸、イノシン5’一リン酸、シチジン5’一リン酸、グアノシン5’一リン酸、チミジン5’一リン酸又はウリジン5’一リン酸に作用しない;
(6)金属イオン
マグネシウムイオンを使用した場合を100%として、コバルトイオンを使用した場合に74%、ニッケルイオンを使用した場合に29%の相対活性を示す;
(7)分子量
SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法による分子量が、約83kDa;
(8)Km値
ホスホエノールピルビン酸に対して0.32mM、ピロリン酸に対して1.12mM、アデノシン5’一リン酸に対して0.065mM;
IPC (6件):
C12N 15/09
, C12N 9/12
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 5/10
FI (6件):
C12N15/00 A
, C12N9/12
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/00 A
Fターム (39件):
4B024AA03
, 4B024AA20
, 4B024BA10
, 4B024CA03
, 4B024CA20
, 4B024DA06
, 4B024EA04
, 4B024FA10
, 4B024GA11
, 4B024GA19
, 4B024GA25
, 4B024GA27
, 4B024HA03
, 4B024HA20
, 4B050CC01
, 4B050CC03
, 4B050CC04
, 4B050DD02
, 4B050EE01
, 4B050FF05E
, 4B050FF09E
, 4B050FF11E
, 4B050FF12E
, 4B065AA01X
, 4B065AA01Y
, 4B065AA26X
, 4B065AA58X
, 4B065AA72X
, 4B065AA87X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065BA16
, 4B065BA25
, 4B065BB01
, 4B065BC03
, 4B065BD14
, 4B065CA46
, 4B065CA60
引用特許:
引用文献:
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