特許
J-GLOBAL ID:200903085746831863

優先制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-326183
公開番号(公開出願番号):特開平9-130400
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 ATM交換システムに於ける優先制御方式に於いて、或る帯域要求クラスに異常なトラフィックが発生した場合に於いても、他の帯域要求クラスの通信品質を保証する。【解決手段】 呼受付制御回路1は、一定時間Ts毎に、各帯域要求クラスのNカウンタNc,Ntv,Nv に、そのクラスの通信品質を保証するために必要になる保証帯域を設定する。また、呼受付制御回路1は、各ベストエフォートクラスのWカウンタWabr,Wubr に、残り帯域を使用する比率に応じた値を設定する。NカウンタNc,Ntv,Nv 及びWカウンタWabr,Wubr の値は、対応するクラスからセルが出力される毎に-1される。優先制御処理回路2は、Nカウンタの値が0になっていない帯域要求クラスを、Nカウンタの値が0になっている帯域要求クラス及びベストエフォートクラスよりも優先させる優先度に従って、セルを出力回線3に出力する。
請求項(抜粋):
通信要求品質が異なる複数の呼を収容するATM交換システムに於いて、帯域要求を行う通信要求品質が異なる複数の呼を、通信要求品質に従って複数の帯域要求クラスにクラス分けした際の各帯域要求クラスに属する呼に関連するセルがそれぞれ蓄積される、前記各帯域要求クラス毎の帯域要求クラス用バッファと、前記各帯域要求クラス毎のNカウンタと、前記各帯域要求クラスの通信品質を保証するために出力回線に出力することが必要になる、一定時間当たりのセル数によって表される保証帯域を前記一定時間毎に前記各帯域要求クラスのNカウンタに設定する呼受付制御回路と、前記各Nカウンタの値と前記各帯域要求クラスとによって定まる優先度であって、Nカウンタの値が0になっていない帯域要求クラスをNカウンタの値が0になっている帯域要求クラスよりも優先させる優先度に従って、前記各帯域要求クラス用バッファに蓄積されているセルを前記出力回線に出力し、セルを前記出力回線に出力する毎に、セルを出力した帯域要求クラスのNカウンタの値が0になっていなければ、その値から1を減算する優先制御処理回路とを備えたことを特徴とする優先制御方式。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ATM通信網における優先制御方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-208650   出願人:日本電気株式会社, 日本電気テレコムシステム株式会社, 日本電気エンジニアリング株式会社

前のページに戻る