特許
J-GLOBAL ID:200903085752380172

改良された減圧スイング吸着方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-305665
公開番号(公開出願番号):特開平7-185247
出願日: 1994年11月16日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 吸着剤利用を向上させかつプロセスのエネルギー要求量を減少させるための空気から酸素を生産する圧力スイング吸着方法を提供する。【構成】 空気から酸素を生産する際に生成物をパージ及び部分再加圧用に使用するトランス大気圧圧力スイング吸着方法を行う。均圧のためのように一床から別の床へのガスの移送は直接行わないが、制御した圧力スイング条件下で動力消費が低減される。
請求項(抜粋):
空気の内の相対的に易吸着性成分としての窒素を選択的に吸着することができる吸着剤物質を収容する吸着剤床を少なくとも1つ収容する吸着システムにおいて空気から酸素を生産する圧力スイング吸着方法であって、各々の床は、本質的に下記からなる加工シーケンスを循環基準で受ける方法:(a)供給空気を床の供給端に通して床の圧力を中間圧から100〜160kPaの範囲の過圧に上げて、供給空気から窒素を選択的に吸着し;(b)更に供給空気を過圧吸着圧の床の供給端に通して、供給空気から窒素を選択的に吸着しかつ同時に床の生成物端から酸素を回収し;(c)床を向流降圧して床の供給端から窒素を放出し;(d)床を排気して20〜70kPaの範囲の一層低い減圧の脱着圧にして床の供給端から窒素を抜き出し;(e)一層低い減圧の脱着圧の床の生成物端に生成物酸素を生成物パージガスとして導入して床の生成物端から窒素を置換し、窒素含有廃棄流を床の供給端から抜き出し、生成物パージガスのかかる導入は、高濃度の酸素が廃棄流の中に漏出するすぐ前まで続け;及び(f)生成物酸素を床の製品端に通して床の製品端からの窒素の置換を確実にし、かつ床の圧力を一層低い減圧の脱着圧から中間圧に上げ、それで少ない動力消費及び高い総括効率で空気から酸素を回収する。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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