特許
J-GLOBAL ID:200903085765485976

電力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-135999
公開番号(公開出願番号):特開2001-320874
出願日: 2000年05月09日
公開日(公表日): 2001年11月16日
要約:
【要約】【課題】 電圧変動の大きい電源から、負荷に必要な電力を精度よく安定して引出す。【解決手段】 降圧用スイッチング素子11及び昇圧用スイッチング素子19を有する電圧制御回路を用い、二次側電圧を一次側より引下げるときには、昇圧用素子19を常開にし、かつ、降圧用素子11を電圧誤差に逆比例的にパルス幅Wdが変化するゲートパルスによって開閉させ、そのパルス幅が素子11の応答が可能な上限設定値Wdmaxを越えたとき一次側電流と二次側電流の差成分に大略逆比例的にパルス周期を増大させると共にパルス幅も増大させ、二次側電圧を一次側より引上げるときには、降圧用素子11を常閉にし、かつ昇圧用素子19を上記差成分に逆比例的にパルス幅Wuが変化するゲートパルスによって開閉させ、そのパルス幅が素子19の応答が可能な下限設定値Wuminを割ったとき上記差成分に大略逆比例的にパルス周期を増大させる。
請求項(抜粋):
一次側に電圧変動が大きい電源が接続され、二次側に電流または電力の消費の変動が大きい負荷群が接続され、降圧用スイッチング素子及び昇圧用スイッチング素子の開閉の制御により二次側が必要とする電流または電力を上記電源より引出すよう構成された電圧制御回路と、二次側が必要とする電流の指令信号と一次側の実電流信号とを比較して差成分を得る電流比較回路と、この差成分に基づいて上記降圧用及び昇圧用スイッチング素子をそれぞれ導通させるためのゲートパルスの幅及び周期を演算する演算回路とからなり、この演算回路は、上記差成分0を境にその極性に基づいて、上記昇圧用スイッチング素子が開路状態で上記降圧用スイッチング素子の開閉が制御される降圧モードと、上記降圧用スイッチング素子が閉路状態で上記昇圧用スイッチング素子の開閉が制御される昇圧モードとを弁別する制御モード弁別手段と、基準パルス周期のもとで上記差成分に基づいて上記各ゲートパルスの幅をそれぞれ算出するパルス幅演算手段と、上記降圧モードにおいてはこのパルス幅演算手段によって得られた降圧用ゲートパルスの幅をパルス幅上限設定値と比較し、上記降圧用ゲートパルスの幅が上記パルス幅上限設定値に充たない場合は上記パルス幅演算手段において算出された幅のゲートパルスをそのまま上記降圧用スイッチング素子に供給し、上記降圧用ゲートパルスの幅が上記パルス幅上限設定値を越えている場合はパルス幅が更に拡大されると共にパルス周期が上記基準周期から上記差成分と大略逆比例的に変調されたゲートパルスを上記降圧用スイッチング素子に供給する降圧用ゲートパルス供給手段と、上記昇圧モードにおいては上記パルス幅演算手段によって得られた昇圧用ゲートパルスの幅をパルス幅下限設定値と比較し、上記昇圧用ゲートパルスの幅が上記パルス幅下限設定値より大きいときは上記パルス幅演算手段において算出された幅のゲートパルスをそのまま上記昇圧用スイッチング素子に供給し、上記昇圧用ゲートパルスの幅が上記パルス幅下限設定値に充たない場合にはパルス周期が上記基準周期から上記差成分と大略逆比例的に変調されたゲートパルスを上記昇圧用スイッチング素子に供給する手段とを有することを特徴とする電力制御装置。
FI (2件):
H02M 3/155 U ,  H02M 3/155 K
Fターム (11件):
5H730AA04 ,  5H730AS17 ,  5H730BB13 ,  5H730BB14 ,  5H730BB57 ,  5H730DD03 ,  5H730FD11 ,  5H730FD41 ,  5H730FD61 ,  5H730FG05 ,  5H730FG07
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 昇降圧DC/DCコンバータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-332767   出願人:富士通株式会社
  • DC/DCコンバータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-199647   出願人:モトローラ株式会社
  • DC/DC変換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-127082   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
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