特許
J-GLOBAL ID:200903085833165845

インバータのデッドタイム補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 剛 ,  鵜澤 英久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-335107
公開番号(公開出願番号):特開2007-143320
出願日: 2005年11月21日
公開日(公表日): 2007年06月07日
要約:
【課題】デッドタイム補償が正確に動作できるようにした。 【解決手段】電流指令Id*,Iq*は、多重巻線を有するPMモータの電流指令発生部21に入力され、この電流指令発生部21は、各インバータINVa,INVbへの電流指令Id_a*,Iq_a*とId_b*,Iq_b*を発生する。発生された電流指令Id_a*〜Iq_b*は、偏差部22〜25を介して電流制御部12da〜12qbに入力される。電流制御部12da〜12qbは、出力にdq軸の電圧指令が送出され、この電圧指令が座標変換部13a,13bに入力される。座標変換部13a,13bは入力された電圧指令を、3相PMモータ30のUVW相に相当する交流電圧成分に座標変換して出力する。出力された電圧成分は、デットタイム補償値加算部19a,19bでデッドタイムの誤差成分を加算して、その加算値がPWM変調部14a,14bに入力されてPWM変調される。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
3相回転機の駆動時にd軸とそれに直交するq軸の2軸成分の電流指令が与えられ、この指令と3相回転機の検出電流成分との偏差を制御し、出力にdq軸の電圧指令を送出し、この電圧指令を3相回転機のUVW相に相当する交流電圧成分に変換し、PWM変調して前記回転機を駆動させるインバータを備え、前記インバータにデッドタイム補償量演算部とデッドタイム補償値加算部とを設けたインバータにおけるデッドタイム補償装置において、 前記3相回転機を多重巻線の3相回転機に構成し、この多重巻線の3相回転機を複数のインバータで駆動するときに、複数のインバータへ供給する入力電流指令を、複数の出力電流指令に分配してから供給する電流指令分配発生手段を設け、その電流指令分配発生手段で複数の出力電流指令にアンバランスを発生させて、電流が零クロスする場合に電流変化を急変させて電流が零付近になる領域の変化を大きくなるようにしたことを特徴とするインバータのデッドタイム補償装置。
IPC (4件):
H02M 7/537 ,  H02M 7/48 ,  H02P 21/00 ,  H02P 27/04
FI (3件):
H02M7/537 C ,  H02M7/48 F ,  H02P5/408 C
Fターム (17件):
5H007AA17 ,  5H007BB06 ,  5H007CB02 ,  5H007DB03 ,  5H007DC02 ,  5H007EA02 ,  5H007FA06 ,  5H007FA13 ,  5H505BB06 ,  5H505DD06 ,  5H505EE41 ,  5H505EE49 ,  5H505HB02 ,  5H505JJ03 ,  5H505LL05 ,  5H505LL41 ,  5H505MM02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第3229898号
  • 特許第3496943号
  • 特許第3580048号
審査官引用 (4件)
  • PMモータの制御システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-222449   出願人:株式会社明電舎
  • エレベータの制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-182596   出願人:東芝エレベータ株式会社
  • 特許第3229898号
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