特許
J-GLOBAL ID:200903085858827826
流体機械の混練及び変位の方法及び機構並びにその使用
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
曾我 道治
, 古川 秀利
, 鈴木 憲七
, 梶並 順
, 田口 雅啓
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-548672
公開番号(公開出願番号):特表2008-525712
出願日: 2005年12月16日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
本発明は、流体機械の混練及び変位の方法及び機構並びにその使用に関する。本発明は、内燃機関、ポンプ、圧縮機、モータ、駆動、冷却、計量、及び他の分野に適している。混練及び変位プロセス中、混練キャビティ内で混練輪が逆方向に公転及び自転して、混練及び変位運動を合成し、これは、ロータ運動と比較して大幅に低い速度、運動量モーメント、及び損失率を有し、潤滑不要である。混練及び変位の方法及び機構で動作する流体機械は、ガス及び液体の両方で用いることができ、広く用いられる。
請求項(抜粋):
運動形態、構造組成、力学原理、機能、及び性能の設定及び応用を含む、容積形流体機械のルードン容積変化方法において、
容積キャビティの容積変化運動は、公転及び該公転と逆方向だが同じ速度の自転の組み合わせによるルードン運動の形態で構成され、
ルードン容積変化機構は、前記容積形流体機械に含まれ、ルードン機構と、円筒キャビティとして構成されたルードンキャビティと、ルードンロータと移動すると共に多くの拘束タイプが設けられた板状部材である従動仕切板とから成り、
前記ルードン容積変化機構の前記ルードンロータは、前記ルードンキャビティ内でルードンすると共に、該ルードンキャビティの内壁と接して三日月形の円筒キャビティを形成し、
前記ルードンキャビティは、前記仕切板によって変圧キャビティ及び定圧キャビティに分けられ、該変圧キャビティ及び該定圧キャビティは、入口及び出口又は出口及び入口に個別に接続され、該変圧キャビティ及び該定圧キャビティの容積は、周期的且つ相補的に変化し、
流体容積は、圧力の連続的増減又は段階的増減と、圧縮性流体の比容積の付加的な連続的増減とを伴って、前記変圧キャビティの前記容積変化運動中に能動的に増加又は受動的に減少し、
前記定圧キャビティの前記容積変化運動は、定圧下で流体を圧送して出入りさせるだけであり、
前記容積形流体機械の機能は、前記変圧キャビティ及び前記定圧キャビティの一方の前記容積変化運動によって直接行われ、他方のキャビティの前記容積変化運動は、補助的なプロセスであり、特に、前記変圧キャビティ及び前記定圧キャビティはいずれも、前記ルードンキャビティの内面、前記ルードンロータの外面、及び前記従動仕切板のシール面で囲まれており、
前記変圧キャビティ及び前記定圧キャビティは、前記ルードンキャビティ及び前記従動仕切板のシールラインによって分離され、
前記ルードンロータの占有空間の回転は、連続中継ボアスイープ運動又はボア加圧運動を形成して、前記変圧キャビティ及び前記定圧キャビティの位置及び容積が周期的に変わり、
主軸が1周期回転すると、前記変圧キャビティの容積が0から最大値まで連続的に増えるか又は最大値から0まで減って、可変圧力変化及び可変容積変化の作動周期を形成し、圧力を低下させて流体からエネルギーを放出するか又は圧力を上昇させて流体を付勢し、前記定圧キャビティの容積が最大値から0まで対応して減るか又は0から最大値まで増え、定圧下で流体を圧送して出入りさせ、このプロセスは、変圧プロセスと同期して進められることを特徴とする、容積形流体機械のルードン容積変化方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
3H040AA01
, 3H040AA07
, 3H040BB11
, 3H040CC09
, 3H040CC14
, 3H040CC16
, 3H040CC19
, 3H040DD01
, 3H040DD07
, 3H040DD27
, 3H040DD28
, 3H040DD35
, 3H040DD40
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
ロータリー圧縮機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-211234
出願人:ダイキン工業株式会社
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