特許
J-GLOBAL ID:200903085859008926

車両用の油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-163531
公開番号(公開出願番号):特開2004-011701
出願日: 2002年06月04日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】インナチューブ内にピストンが摺動する油室を設けた油圧緩衝器において、オイルロック機構を簡素化するとともに、オイルロック状態から伸長状態への戻りを良くし、走行安定性を向上すること。【解決手段】車両用の油圧緩衝器10において、ピストン26のピストン側油室21Bの側にオイルロックカラー47を設け、インナチューブ12の底部にオイルロックピース46を設け、最圧縮時に、オイルロックカラー47をオイルロックピース46に嵌合させ、オイルロックピース46とインナチューブ12との間にオイルロック油室48を区画し、オイルロックカラー47がオイルロックピース46から離脱する伸長時に、ピストン側油室21Bをオイルロック油室48に連通する油路83をオイルロックピース46に形成するもの。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
車体側のアウタチューブ内に車輪側のインナチューブを摺動自在に挿入し、 前記インナチューブの内周に隔壁部材を設け、該隔壁部材と該インナチューブの内周との間に油室を区画し、 前記アウタチューブ側に取り付けたピストンロッドを前記隔壁部材から前記油室内に挿入し、 前記油室内に挿入したピストンロッドの先端部にピストンを固定し、 前記ピストンにて、前記油室を、前記ピストンロッドを収容するピストンロッド側油室とピストンロッドを収容しないピストン側油室に区画し、 前記ピストンに減衰力発生手段を設け、 前記ピストン又はピストンロッド側と前記インナチューブとの間に懸架スプリングを介装した車両の油圧緩衝器において、 前記ピストン又はピストンロッドの前記ピストン側油室の側にオイルロックカラーを設け、 前記インナチューブの底部にオイルロックピースを設け、 最圧縮時に、前記オイルロックカラーを前記オイルロックピースに嵌合させ、前記オイルロックピースと前記インナチューブとの間にオイルロック油室を区画し、 前記オイルロックカラーが前記オイルロックピースから離脱する伸長時に、前記ピストン側油室を前記オイルロック油室に連通する油路を前記オイルロックピースに形成することを特徴とする車両用の油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F9/22 ,  B62K25/08
FI (2件):
F16F9/22 ,  B62K25/08 C
Fターム (10件):
3D014DD03 ,  3D014DD06 ,  3D014DE04 ,  3D014DE08 ,  3J069AA46 ,  3J069AA54 ,  3J069DD02 ,  3J069DD26 ,  3J069EE35 ,  3J069EE50
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • フロントフォーク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-052498   出願人:カヤバ工業株式会社
  • 特開昭60-255588
  • 特開昭61-184243
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