特許
J-GLOBAL ID:200903085883796498
バックアップ方法ならびにバックアップシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
作田 康夫
, 井上 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-113728
公開番号(公開出願番号):特開2005-301464
出願日: 2004年04月08日
公開日(公表日): 2005年10月27日
要約:
【課題】データの秘密性を保つために暗号化した状態でバックアップすると、データ更新時に差分バックアップが困難であり、通信時間や通信料金が問題となっていた。またネットワーク構成に応じて複数のバックアップサーバを使い分けると差分データの整合性に課題があった。【解決手段】暗号化データバックアップの際に差分計算のためのシグニチャを一緒にバックアップしておき、二回目以降はこのシグニチャを用いて差分を計算し、新たなシグニチャと共に、暗号化した差分をバックアップすることによって効率的な暗号化バックアップを実現する。また差分データとともにバージョン情報を管理し、サーバ間でバージョンの比較を行うことによりサーバ間データ同期を可能とする。【選択図】図4
請求項(抜粋):
バックアップサーバと一つ以上のクライアントがネットワークを経由して接続されており、クライアントデータを暗号化した状態で前記バックアップサーバに送信し、暗号化されたままバックアップする方法において、
クライアントはバックアップするデータを表す識別子と、前記データのバージョンを示す情報を前記バックアップサーバに送信し、
前記バックアップサーバは前記受信したバージョンを示す情報と現在バックアップサーバ内に格納されているデータのバージョンを比較し、
バックアップサーバ内に該当データがバックアップされていない場合には、前記クライアントに初回登録要求を送信し、
前記初回登録要求を受信したクライアントは前記バックアップするデータを暗号化し、前記バックアップするデータの差分計算に用いる特徴値を演算処理部により計算し、前記暗号化されたデータと前記特徴値をバックアップサーバに送信し、バックアップサーバは前記受信したバージョン情報と前記暗号化されたデータと前記特徴値を格納し、
バックアップサーバ内に該当データがバックアップされており、前記受信したバージョン情報より古い場合には、前記クライアントにバックアップされている差分計算に用いる特徴値を送信し、
前記クライアントは前記受信した特徴値を元に差分を計算し、前記差分を暗号化するとともに、前記バックアップするデータの差分計算に用いる特徴値を演算処理部により計算し、前記暗号化された差分データと前記特徴値をバックアップサーバに送信し、バックアップサーバは前記受信したバージョン情報と前記暗号化された差分データと前記特徴値を格納し、
バックアップサーバ内の該当データが前記受信したバージョン情報と等しい場合には、前記クライアントに更新不要通知を送信する、
ことを特徴とする暗号化バックアップ方法。
IPC (3件):
G06F12/00
, G06F12/14
, G06F12/16
FI (6件):
G06F12/00 531M
, G06F12/00 510B
, G06F12/00 537H
, G06F12/14 530B
, G06F12/14 540A
, G06F12/16 310M
Fターム (9件):
5B017AA03
, 5B017BA07
, 5B017CA16
, 5B018GA04
, 5B018HA04
, 5B018KA03
, 5B082DE07
, 5B082GA02
, 5B082GA04
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
データ貸金庫システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-160055
出願人:プロサイド株式会社
-
共同利用コンピュータ利用方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-206026
出願人:日本電信電話株式会社
-
USP5,765,173
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