特許

J-GLOBAL ID：200903085911976316

目標追尾装置

発明者： 辻道 信吾 ,  小菅 義夫
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社
代理人 (1件)： 曾我 道照 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-259141
公開番号（公開出願番号）：特開平10-104350
出願日： 1996年09月30日
公開日（公表日）： 1998年04月24日
要約：

【要約】【課題】 重要な仮説の状況または全仮説の整理された状況を表示して使用者の状況判断を助ける目標追尾装置を得る。【解決手段】 目標観測装置17からの観測ベクトルを入力し、各クラスタ毎に対応する全ての観測ベクトルが誤信号、既存航跡、新目標のそれぞれに対応する全ての可能性を示すゲート内判定行列を算出部5で算出し、ゲート内判定行列からそれぞれが仮説の一つの拡張方法を示す複数の航跡相関行列を算出部7で算出し、航跡相関行列と既存の仮説から現実性の高い新しい仮説を仮説更新部9で作成し、必要に応じて仮説縮小部19で仮説を縮小し、航跡決定部15で最も重要な一つの仮説を選択し、または全体の情報を整理、抽出し、重要な一つの仮説の状況または全体の情報を多角的に目標表示部18aが表示する。

請求項（抜粋）：

クラスタ内仮説表に含まれる既存の航跡から観測ベクトルの存在可能な物理領域を得るゲート算出手段と、目標観測装置が出力する観測データから上記ゲート算出手段の出力の領域で切り出された観測ベクトルに対し、必要に応じて新クラスタを生成し、または既存クラスタに統合して、これらの新・既存クラスタ毎に観測ベクトルが誤信号・既存航跡からの信号・新目標からの信号である各可能性を全て包含するゲート内判定行列を算出するゲート内判定行列算出手段と、上記ゲート内判定行列からあり得る航跡を抽出する航跡相関行列を算出する航跡相関行列算出手段と、上記航跡相関行列と既存の仮説から仮説の含む既存の航跡を延伸または新航跡を付加して新しい仮説を生成し、上記クラスタ内仮説表を更新する仮説更新手段と、上記クラスタ内仮説表の複数の仮説を必要に応じて削減する仮説縮小手段と、上記クラスタ内仮説表の複数の仮説から目標の航跡を決める航跡決定手段と、上記航跡決定手段の出力する航跡またはその他の目標追尾情報を多角的に表示する目標表示手段と、を備えた目標追尾装置。

IPC (3件)：

G01S 13/72 ,  G01S 7/12 ,  G01S 7/295

FI (3件)：

G01S 13/72 ,  G01S 7/12 A ,  G01S 7/295 Z

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 目標相関統合装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-243863   出願人：三菱電機株式会社
• 特開平4-113293
  
• 特開平2-208586