特許
J-GLOBAL ID:200903086003362806
析出硬化型高珪素鋼製品の熱処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-094456
公開番号(公開出願番号):特開平11-293410
出願日: 1998年04月07日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】耐食・耐熱性に優れ強靱な析出硬化型鋼と、その鋼製の部品に望ましい機能を付与する熱処理方法を提供する。【解決手段】下記(1) の鋼および (2)の熱処理方法。(1) C: 0.10%以下、Si:2.0〜9.0 %、Mn: 0.05〜6.0 %、Ni:1〜24%、Cr:6〜28%、Mo:0.2〜4.0 %、Nb: 0.03〜2.0 %、(Cu 、W、Co、Al、Ti、V、B、Ce、Laの所定量以下を含有してもよい) 残部Feからなる析出硬化型高珪素鋼。(2) 上記の鋼 (但しNbは 2.0%以下) 製の部品の熱処理方法であって、表層部が高硬度であることを必要な部分には下記?@から?Bまでの熱処理を順次施し、表層部が高硬度でなくてもよい部分では下記?Aまたは?Bの熱処理を省く。?@ 900〜1000°Cの加熱して急冷した後、600 〜700 °Cで時効処理を施す。?A高硬度を必要とする表層部のみを 950〜1150°Cで加熱した後、急冷する。?B 400〜600 °Cで時効硬化処理を施す。
請求項(抜粋):
重量%で、C: 0.10%以下、Si:2.0〜9.0 %、Mn: 0.05〜6.0 %、Ni:1〜24%、Cr:6〜28%、Mo:0.2〜4.0 %、Nb: 0.03〜2.0 %、Cu:4.0%以下、W:4.0%以下、Co:3.0%以下、Al:1.0%以下、Ti:2.0%以下、V:4.0%以下、B:3.0%以下、Ce:0.4%以下、La:0.4%以下を含有し、残部がFeおよび不可避の不純物からなることを特徴とする析出硬化型高珪素鋼。
IPC (7件):
C22C 38/00 302
, C21D 1/10
, C21D 1/42
, C21D 9/00
, C22C 38/58
, C21D 9/28
, C21D 9/38
FI (7件):
C22C 38/00 302 Z
, C21D 1/10 J
, C21D 1/42 M
, C21D 9/00 F
, C22C 38/58
, C21D 9/28
, C21D 9/38
引用特許: