特許
J-GLOBAL ID:200903086141352960

リクライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-230813
公開番号(公開出願番号):特開平10-071040
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 操作レバーを操作する際に一対のリクライニングユニットのロック解除を略同時に行うことができるようにする。【解決手段】 ベースプレート15にヒンジ軸17を中心に回転自在な操作レバー18と回動プレート16が設けられている。操作レバー18は第1の連動ピン54を備えている。回動プレート16に内歯61が設けられておりかつベースプレート15との間にラッチ部材19とカム部材20を設けている。ラッチ部材19はガイド壁36,37に沿って往復移動できる。カム部材20は第1の連動ピン54を介して操作レバー18と接続されかつラッチ部材19を内歯61に係脱させる方向に動かすことのできる形状に形成されている。第1の連動ピン54はカム部材20に形成された円弧状の長孔である差動用の孔87に挿通されている。
請求項(抜粋):
座席の左右両側部のうちの一方に設ける第1のリクライニングユニットと、他方に設ける第2のリクライニングユニットとを備えたリクライニング装置であって、上記第1のリクライニングユニットは、座席の座部側に固定される第1のベースプレートと、上記第1のベースプレートに水平方向の第1のヒンジ軸を中心として回転自在に設けられかつ座席の背もたれ側に固定される第1の回動プレートと、上記第1のベースプレートと上記第1の回動プレートとが互いに固定されるロック位置とロック解除位置とにわたって移動自在な第1のロック手段と、上記第1のロック手段を上記ロック解除位置の方向に駆動するための操作レバーと、を備えて構成され、上記第2のリクライニングユニットは、座席の座部側に固定される第2のベースプレートと、上記第2のベースプレートに水平方向の第2のヒンジ軸を中心として回転自在に設けられかつ座席の背もたれ側に固定される第2の回動プレートと、上記第2のベースプレートと上記第2の回動プレートとが互いに固定されるロック位置とロック解除位置とにわたって移動自在な第2のロック手段と、を備えて構成され、上記第1のロック手段と第2のロック手段とを互いに連動させかつ上記第1のリクライニングユニットと第2のリクライニングユニットの取付け角度誤差を吸収するための遊びをもたせた取付誤差吸収手段を有する連結部材を具備し、かつ、上記操作レバーから上記連結部材を介して上記第2のロック手段に至る力伝達経路の途中には、上記操作レバーにロック解除方向の力が入力されたときに上記取付誤差吸収手段の遊びの範囲で上記操作レバーが動く間は上記第1のロック手段にロック解除力が伝わることを防ぐ差動手段を設けたことを特徴するリクライニング装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • リクライニング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-268978   出願人:日本発条株式会社
  • 特開昭63-111813
審査官引用 (2件)
  • リクライニング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-268978   出願人:日本発条株式会社
  • 特開昭63-111813

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