特許
J-GLOBAL ID:200903086220625416

流量計を内蔵したガス導管用のボール弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-342556
公開番号(公開出願番号):特開平9-178035
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ガスの遮断と流量測定とが同時に行えるボール弁において、弁体内に内蔵する流量計を、地上外部より保守点検作業が容易に実施できるボール弁を提供する。【解決手段】 ボール弁には、弁体22の貫通孔25内に垂下された流量検出体34と、該流量検出体から得た信号に基づいてガス流量を算出する流量計測手段(信号変換部37,流量演算器42)とを有すると共に、ボール弁の弁体22および弁本体20には、弁体の貫通孔25内に連通して流量検出体34を弁本体20の上方へ引き上げる中空通路33と、該中空通路33に連通して弁本体20の上部に保守点検用の中空室36とを備え、弁閉鎖時に、弁体22の上流側と下流側とのガスの流通を確保した状態で流量検出体34を通路33に通して中空室36内に引き上げ、地上外部より中空室36を開放して流量検出体34の保守点検を可能に構成してなる。
請求項(抜粋):
ガス導管の管路上に設けてガスの遮断あるいは流量調整する弁であって、該弁は、導管の内径と同じ径の貫通孔を有する球状の弁体と、該弁体を垂直軸回りに回転自在に支持、収容する弁本体とからなり、弁体の貫通孔をガス導管と同軸に位置させてガスを流通し、貫通孔を導管と直角方向に位置させてガスの遮断あるいは流量調整するボール弁となしたものにおいて、上記ボール弁には、弁体の貫通孔内に該孔内を通過するガスの流量検出センサを備えると共に、該流量検出センサから得た信号を基にガス流量を計測する流量演算手段とを有し、且つ、上記ボール弁の弁体および弁本体には、弁体の貫通孔内に連通して流量検出センサを弁本体の上方へ引き上げる通路と、該通路に連通して弁本体の上部に保守点検用の中空室とを備え、弁閉鎖時に、弁体の上流側と下流側とのガスの流通を確保した状態で流量検出センサを通路に通して中空室内に引き上げ、地上外部より中空室を開放して流量検出体の保守点検を可能に構成してなることを特徴とする流量計を内蔵したガス導管用のボール弁。
IPC (3件):
F16K 37/00 ,  F16K 5/08 ,  F16K 17/36
FI (3件):
F16K 37/00 L ,  F16K 5/08 Z ,  F16K 17/36 K
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ガス導管用のボール弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-165296   出願人:東京瓦斯株式会社
  • 特開昭58-149488
  • 特開平4-002922
審査官引用 (1件)

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