特許
J-GLOBAL ID:200903086235298497

電圧制御型発振器および通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福島 祥人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-325074
公開番号(公開出願番号):特開2002-204126
出願日: 2001年10月23日
公開日(公表日): 2002年07月19日
要約:
【要約】【課題】 同調範囲の広帯域化および最適化を行うことができるとともに、制御電圧の変化に対する発振周波数の変化の線型性を改善することができる電圧制御発振器およびそれを用いた通信装置を提供する。【解決手段】 中心制御電圧VC 時に同調部200のインピーダンスZmod およびリアクタンスXmod が0となるようにインピーダンス変成器210を設計する。オープンスタブを用い、可変リアクタンス回路220が誘導性の場合には、同調スタブ2の特性インピーダンスZstを可能な限り低く設定し、容量性の場合には、特性インピーダンスZstを可変リアクタンス回路220のリアクタンスXVDの-1.22倍に設定する。ショートスタブを用い、誘導性の場合には、同調スタブ2の特性インピーダンスZstを可変リアクタンス回路220のリアクタンスXVDの0.82倍に設定し、容量性の場合には、特性インピーダンスZstを可能な限り高く設定する。
請求項(抜粋):
発振動作を行う発振部と、前記発振部の発振周波数帯域内で共振する同調部とを備え、前記同調部は、伝送線路を含むインピーダンス変成器と、前記伝送線路の一端と前記発振部との間に接続され、制御電圧に応じて容量値が変化する可変容量素子および誘導成分を含む可変リアクタンス回路とを備え、制御電圧の変化に応じて前記発振部と前記同調部との接続点から前記同調部を見たインピーダンスの描く軌跡は、リアクタンスが実質的に0となる点を含み、発振周波数の変化に対する前記可変容量素子の容量値の変化率が前記伝送線路の特性インピーダンスの所定範囲内で最小となるように前記伝送線路の特性インピーダンスが設定されたことを特徴とする電圧制御型発振器。
Fターム (16件):
5J081AA02 ,  5J081AA11 ,  5J081CC22 ,  5J081DD04 ,  5J081EE03 ,  5J081EE09 ,  5J081FF18 ,  5J081FF21 ,  5J081FF24 ,  5J081JJ14 ,  5J081KK02 ,  5J081KK09 ,  5J081KK11 ,  5J081KK23 ,  5J081LL02 ,  5J081MM01
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-029210
  • 電圧制御発振器と集積バイアス回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-143046   出願人:三菱電機株式会社
  • 高周波回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-006581   出願人:富士通株式会社, 富士通カンタムデバイス株式会社

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