特許
J-GLOBAL ID:200903086292154620

準安定オーステナイト系ステンレス鋼製無段変速機用ベルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-112085
公開番号(公開出願番号):特開2003-033804
出願日: 2002年04月15日
公開日(公表日): 2003年02月04日
要約:
【要約】【目的】 準安定オーステナイト系ステンレス鋼板を素材として、常に安定した品質、形状を有する無段変速機用金属ベルトを製造する方法を提供する。【構成】 準安定オーステナイト系ステンレス鋼板をリング状に溶接した帯状素材をテンションロールおよびリターンロールに巻きかけ、前記テンションロールと前記リターンロールとの間に配置したワークロールのロールギャップ間に前記帯状素材を送り込み、該帯状素材を圧延して鋼製無段変速機用ベルトを製造する際、圧延中に生じる材料温度の変化量ΔT(°C)を、±6.4°Cの範囲内に抑えながら圧延する。準安定オーステナイト系ステンレス鋼板としては、次式で定義されるMd(N)値が20〜100の鋼種を使用することが好ましい。Md(N)=580-520C-2Si-16Mn-16Cr-23Ni-300N-10Moリング圧延中に生じる材料温度の変化量ΔT(°C)を所定の範囲内に抑えることにより、リング圧延中に生成する加工誘起マルテンサイト量の変化量Δα′を5体積%の範囲内に抑えることができる。
請求項(抜粋):
準安定オーステナイト系ステンレス鋼板をリング状に溶接した帯状素材をテンションロールおよびリターンロールに巻きかけ、前記テンションロールと前記リターンロールとの間に配置したワークロールのロールギャップ間に前記帯状素材を送り込み、該帯状素材を圧延して鋼製無段変速機用ベルトを製造する際、圧延中に生じる材料温度の変化量ΔT(°C)を、下記(1)式の範囲内に保つことを特徴とする準安定オーステナイト系ステンレス鋼製無段変速機用ベルトの製造方法。(1) -6.4≦ΔT≦6.4
IPC (6件):
B21B 5/00 ,  B21B 3/02 ,  C21D 8/00 ,  F16G 5/16 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44
FI (6件):
B21B 5/00 ,  B21B 3/02 ,  C21D 8/00 E ,  F16G 5/16 B ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/44
Fターム (14件):
4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA12 ,  4K032AA13 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA20 ,  4K032AA21 ,  4K032AA24 ,  4K032AA25 ,  4K032AA32 ,  4K032BA01 ,  4K032CG01 ,  4K032CH03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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