特許
J-GLOBAL ID:200903086345315770

クロックパルス伝送回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-119319
公開番号(公開出願番号):特開平10-308655
出願日: 1997年05月09日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 レシーバ出力のクロックのデューティ比(DF)の誤差を自動補正する。【解決手段】 バッファ3の出力のクロックをRC時定数回路20によりその前縁及び後縁に傾斜を与えて台形波を作り、ドライバ6でしきい値V11と比較して一対のポジ信号とネガ信号をレシーバ12に送信する。レシーバ12は両信号を差動増幅して一対のポジ信号V3及びネガ信号V4を出力する。V3,V4の直流分をRC積分回路21,22で選択して、バッファ23,24より制御用伝送線路25,26を介して送信回路1に送出する。それらの信号をバッファ27,28で受けて、差動増幅器30に入力して、レシーバ出力のDFの誤差に対応した電圧を取り出し、その誤差電圧を積分器36で積分して、バッファ40を介して、しきい値としてドライバ6に与え、そのしきい値の大きさによりドライバ出力のDFを変えてレシーバ出力のDFの誤差を補正する。
請求項(抜粋):
クロックパルスを一対のポジティブ信号及びネガティブ信号としてドライバより伝送線路に出力する送信回路と、前記伝送線路を介して伝送されたクロックパルスをレシーバにより受信する受信回路とより成るクロックパルス伝送回路において、前記受信回路が、前記送信回路より送出されたクロックパルスのポジティブ信号及びネガティブ信号を差動増幅して、新たに一対のポジティブ信号及びネガティブ信号を出力するレシーバと、そのレシーバ出力のポジティブ信号及びネガティブ信号にそれぞれ含まれる直流分を抽出する第1、第2低減フルィタと、それらの第1、第2低減フィルタの各出力を一対の制御用伝送線路を通じて前記送信回路に送出する第1、第2バッファ回路とを有し、前記送信回路が、クロックパルスの前縁及び後縁の変化に傾斜を与える時定数回路と、その時定数回路の出力をしきい値電圧と比較し、両者の差に対応した信号を出力するドライバと、前記第1、第2バッファ回路より送出された信号の差を求めて、前記レシーバ出力のクロックパルスのデューティ比の誤差を検出する差動増幅器と、その差動増幅器の出力を積分し、その積分値を前記ドライバにしきい値電圧として与え、そのしきい値電圧の大きさに応じて前記ドライバ出力のデューティ比を変化させて、前記レシーバ出力のデューティ比の誤差を自動的に補正する積分器とを有することを特徴とするクロックパルス伝送回路。
IPC (3件):
H03K 5/08 ,  H03K 5/04 ,  H04L 25/02
FI (3件):
H03K 5/08 R ,  H03K 5/04 ,  H04L 25/02 V
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-141018
  • 特開平3-048947
  • クロックレベル自動調整回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-150238   出願人:富士通株式会社
全件表示

前のページに戻る