特許
J-GLOBAL ID:200903086364968300

パケット通信における物理ポートの流量制御方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-335826
公開番号(公開出願番号):特開平10-173677
出願日: 1996年12月16日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 最大遅延仮想ポートを弁別する処理が仮想ポートの数の増加に伴い複雑化し、また物理ポートの負荷情報が確定してから次のセル送出時期までに弁別処理を行わなければならず、スループットの低下を招いていた。【解決手段】 物理ポート毎に、送出可能なセルがある場合は仮想ポート毎の遅延時間を観測して遅延時間を比較し、指定された1つの物理ポートに対応する仮想ポートのなかから遅延時間が最も長いものを最大遅延仮想ポートとして指示する。物理ポート毎に、送出可能なセルが存在しない場合は、遅延時間の比較なしに初めに送出可能セルが現れた仮想ポートを最大遅延仮想ポートとして指示する。指定には全物理ポートの負荷情報が確定するまで待つ必要があるが、その前に各物理ポート毎に最も遅延の大きい仮想ポートを指定しておくことで、弁別処理を早い時期から開始することができる。
請求項(抜粋):
転送単位を通過させる1つの物理ポートと、転送単位を与えられて前記物理ポートに送出する複数の仮想ポートとを備えるパケット通信における、前記物理ポートの流量を制御する方法において、前記仮想ポートに送出可能な転送単位がある場合は、それぞれの前記仮想ポートの送出遅延時間を観測し、前記送出遅延時間が最も長い仮想ポートを最大遅延仮想ポートとして指示するステップと、前記仮想ポートのいずれにも送出可能な転送単位がない場合は、最初に送出可能な転送単位が現れた前記仮想ポートを最大遅延仮想ポートとして指示するステップと、指示された前記最大遅延仮想ポートを前記物理ポートに接続して転送単位を送出するステップと、を備えることを特徴とするパケット通信における物理ポートの流量制御方法。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • セル多重装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-043894   出願人:沖電気工業株式会社

前のページに戻る