特許
J-GLOBAL ID:200903086406306310

二つの偏心レンズの保持構造及び二つの偏心レンズの位置決め方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-098075
公開番号(公開出願番号):特開平9-281372
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 二つの偏心レンズを一つの鏡筒に保持できる保持構造を提供する。【解決手段】 第1及び第2の偏心レンズ10及び20のそれぞれに心取り軸L11及びL21を設定し、互いの心取り軸を一致させると共に、その一致させた共通の心取り軸LCをさらに一つの鏡筒の軸心に一致させるように、これら二つの偏心レンズを配置させる。各偏心レンズは、心取り軸を決める基準レンズ面11,21と、それぞれに形成された環状平坦面14,24とが、鏡筒30のレンズ受け部15,25と固定用ワッシャ16,26との間に挟持されるかたちで、それぞれが一つの鏡筒内に固定保持される。
請求項(抜粋):
対称軸が互いに異なって与えられる二つのレンズ面をそれぞれ有する第1偏心レンズ(10)および第2偏心レンズ(20)を、鏡筒(30)内に固定保持するための二つの偏心レンズの保持構造であって、上記第1偏心レンズのいずれか一方のレンズ面を基準レンズ面とする第1心取り軸(L11)と、上記第2偏心レンズのいずれか一方のレンズ面を基準レンズ面とする第2心取り軸(L21)とが一致させられると共に、その一致させた共通の心取り軸(LC)がさらに上記鏡筒の軸心に一致するように、該二つの偏心レンズが配置されており、上記第1偏心レンズおよび第2偏心レンズは、それぞれの基準レンズ面とは反対側のレンズ面に対して段差が付けられた第1および第2の環状平坦面を有し、該第1環状平坦面(14)および第2環状平坦面(24)は上記共通心取り軸(LC)に対してそれぞれ直交しており、上記鏡筒は、第1偏心レンズおよび第2偏心レンズをそれぞれ支承するように、その内周面から径方向内方へ突出する第1レンズ受け部および第2レンズ受け部を備えており、上記第1偏心レンズが、その基準レンズ面または第1環状平坦面のいずれか一方で上記第1レンズ受け部に支承され、他方のレンズ面で第1固定部材(16)に当接されることにより、該第1レンズ受け部および第1固定部材の間に挟持され、上記第2偏心レンズが、その基準レンズ面または第2環状平坦面のいずれか一方で上記第2レンズ受け部に支承され、他方のレンズ面で第2固定部材(26)に当接されることにより、該第2レンズ受け部および第2固定部材の間に挟持されることを特徴とする二つの偏心レンズの保持構造。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 投影光学系の瞳共役結合装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-268871   出願人:旭光学工業株式会社
  • 特開平3-209411
  • 特開平4-216018
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