特許
J-GLOBAL ID:200903086457090177
離陸及び着陸時に回転翼航空機により発せられる騒音を最小化する方法と装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
稲葉 良幸
, 大賀 眞司
, 大貫 敏史
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-505573
公開番号(公開出願番号):特表2007-530361
出願日: 2005年03月24日
公開日(公表日): 2007年11月01日
要約:
本方法は特定のタイプの回転翼航空機に相当する、基準の回転翼航空機が用いられる予備的な段階を含み、該段階において前記回転翼航空機(1)に対し、飛行中に一連の騒音測定が前記基準の回転翼航空機に配置された騒音センサー(C)を用いて行なわれ、そして騒音が最大の騒音レベルよりも小さい運転領域が該基準の回転翼航空機のために決定される。次に、その後の段階で無風の運転ポイント及び風を伴う運転領域が、該基準の回転翼航空機用の運転領域に基づいて特定の回転翼航空機のために決定される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
特定のタイプの回転翼航空機の、回転翼航空機(1)の離陸及び着陸の間に発せられる騒音を最小化する方法であって、前記特定のタイプの回転翼航空機(1)に相当する基準の回転翼航空機が使用される予備的な飛行の段階に、次のステップ、
a)基準の回転翼航空機に固定された複数pのセンサーCにより検知され、そして基準の回転翼航空機の
- m の前記基準の回転翼航空機の質量Mと、
- q の主回転翼(3)の回転速度R1と、そして
- r の尾部回転翼(4)の回転速度R2と
により決定されるnの構成に対する騒音放出を表わす、複数の騒音レベルの値を予備的飛行の間に得るために、基準の回転翼航空機において一連の測定値を収集するステップと、
b)前記一連の測定結果から、TAが前記基準の回転翼航空機の飛行経路対気速度、そしてVZAが前記基準の回転翼航空機の垂直方向の対気速度である(TA、VZA)座標システムにおいて、一連の等しい騒音レベルL1を表わす第一シリーズのn×p線図を確立するステップと、
c)前記第一シリーズの線図D1を、(TA、VZA)座標システムにおいて、一連の等しい騒音レベルL2を表わす第二シリーズのn×p線図へと、
- 第一に、騒音発生の継続時間に依存する騒音公害を表わす騒音の修正CVを行なうこと、及び
- 第二に、飛行高度における大気条件の結果として、各質量Mを基準の回転翼航空機の見掛け重量MAに修正するための修正CMAを行なうこと
によって変換するステップと、
d)各線図D2において、最大の許容できる騒音BMAに相当する、等しい騒音レベルの曲線L2Pを選択するステップと、
e)騒音が前記最大の許容できる騒音BMAよりも小さいmの飛行領域DVを決定するために、各々の見掛け重量MAに対し(TA、VZA)座標システムにおいて、曲線L2Pの包絡線を確立するステップと、
f)各飛行領域DVにおいて、基準の回転翼航空機用の一組のmの運転領域を決定する、ある運転領域DFを選択するステップとが実行されることを特徴とする方法。
IPC (3件):
B64C 27/04
, B64C 37/00
, B64C 27/26
FI (3件):
B64C27/04
, B64C37/00
, B64C27/26
引用特許:
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