特許
J-GLOBAL ID:200903086651417985

プロピレン系樹脂フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-075582
公開番号(公開出願番号):特開平11-269226
出願日: 1998年03月24日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 耐衝撃性、透明性、剛性、耐ブロッキング性、滑り性に優れ、かつ低温ヒートシール性に優れたプロピレン系樹脂フィルムを提供する。【解決手段】 下記の物性(1)〜(4)及び(6)〜(7)を満足するプロピレン単独重合体、或いは、下記の物性(1)〜(7)を満足するプロピレンを主成分とするプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体からなるプロピレン系樹脂組成物をフィルム状に加工したプロピレン系樹脂フィルム。物性(1):メルトフローレート(MFR):0.5〜50.0g/10分物性(2):メモリーエフェクト(ME):0.9〜1.4物性(3):融解ピーク温度[TP]:100〜150°C物性(4):融解終了温度[TE]-融解ピーク温度[TP]≦8、物性(5):α-オレフィン成分の含有量[E]物性(6):温度上昇溶離分別(TREF)の測定での抽出量、物性(7):オルゼン曲げ弾性率
請求項(抜粋):
下記の物性(1)〜(4)及び(6)〜(7)を満足するプロピレン単独重合体、或いは、下記の物性(1)〜(7)を満足するプロピレンを主成分とするプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体からなるプロピレン系樹脂組成物をフィルム状に加工したことを特徴とするプロピレン系樹脂フィルム。物性(1): メルトフローレート(MFR)が0.5〜50.0g/10分であること、物性(2): メモリーエフェクト(ME)が0.9〜1.4であること、物性(3): 示差走査型熱量計(DSC)で求めた主たる融解ピークの温度[TP]が100〜150°Cであること、物性(4): 示差走査型熱量計(DSC)で求めた融解終了温度[TE](°C)が、[TE]-[TP]≦8であること、物性(5): 炭素数が2又は4〜20のα-オレフィン成分と、プロピレンとを組み合わせたランダム共重合体で、α-オレフィン成分が1種以上、α-オレフィン成分の含有量[E](mol%)が下記式[I]及び式[II]で表される範囲内であること、 (140-[TP])/10.2≦[E]≦(160-[TP])/2.6 式[I] 0<[E]≦23 式[II]物性(6): オルソジクロルベンゼンを溶媒とした温度上昇溶離分別(TREF)による測定において40°C以下で抽出した抽出量が2.0重量%以下、50°C以下で抽出した抽出量が5.0重量%以下、並びに、60°C以下で抽出した抽出量が20.0重量%以下であること、物性(7): オルゼン曲げ弾性率[M](MPa)が式[III] で表される範囲であること、16.5×[TP]-1,530≦[M]≦16.5×[TP]-1,300 式[III]
IPC (4件):
C08F 10/06 ,  C08J 5/18 CES ,  C08L 23/12 ,  C08L 23/14
FI (4件):
C08F 10/06 ,  C08J 5/18 CES ,  C08L 23/12 ,  C08L 23/14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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