特許
J-GLOBAL ID:200903086656582542

蒸発燃料処理装置のリ-ク診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-003002
公開番号(公開出願番号):特開2000-205058
出願日: 1999年01月08日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 蒸発燃料処理装置のリーク診断後の蒸発燃料の大気への放散を確実に防止する。【解決手段】 エアポンプ13をONすると共に、切換弁14をエアポンプ13側に切換えて、エアポンプ13から圧送される空気を切換弁14を経てキャニスタ7の新気導入口9よりパージライン6,10に供給した状態で、エアポンプ13の作動電流値をリークレベルとして計測する。そして、リークレベルを判定レベルと比較し、リークレベルが判定レベル以下の場合に、リーク有りと診断する。リーク診断後に、エアポンプ13をOFFすると共に、切換弁14を大気開放口12側へ切換えて、燃料タンク5内の圧力を大気開放口12より逃がす際に、キャニスタ7の充填状態に応じて、切換弁14による大気開放口12側の開度を制限する。
請求項(抜粋):
燃料タンクからの蒸発燃料を新気導入口を有するキャニスタに導いて一時的に吸着させ、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を新気導入口から導入される新気と共にパージ制御弁を介して内燃機関の吸気系に吸入させる蒸発燃料処理装置において、機関停止後に、燃料タンクからキャニスタを経てパージ制御弁に至るパージラインからの蒸発燃料のリークを診断するリーク診断装置であって、前記キャニスタの新気導入口を、大気開放口と電動式エアポンプの吐出口とに選択的に接続する切換弁と、前記エアポンプの吐出口から前記切換弁をバイパスして前記キャニスタの新気導入口に至り、基準口径を有する基準オリフィスが介装されたバイパス通路と、を備えると共に、前記エアポンプをONすると共に、前記切換弁を大気開放口側に切換えて、前記エアポンプから圧送される空気を前記バイパス通路の基準オリフィスを経由させた後、前記切換弁を経て大気開放口より大気に開放した状態で、前記エアポンプの作動電流値を判定レベルとして計測する判定レベル計測手段と、前記エアポンプをONすると共に、前記切換弁をエアポンプ側に切換えて、前記エアポンプから圧送される空気を前記切換弁を経て前記キャニスタの新気導入口より前記パージラインに供給した状態で、前記エアポンプの作動電流値をリークレベルとして計測するリークレベル計測手段と、前記リークレベルと前記判定レベルとを比較して、リークの有無を判定するリーク判定手段と、リーク判定後に、前記エアポンプをOFFすると共に、前記切換弁を大気開放口側へ切換えて、燃料タンク内の圧力を前記大気開放口より逃がす診断後処理手段と、を備えるものにおいて、機関停止直前の前記キャニスタの充填状態を推定するキャニスタ充填状態推定手段と、前記キャニスタの充填状態に応じて、前記診断後処理手段の作動時に、前記切換弁による大気開放口側の開度を制限する大気開放口開度制限手段と、を設けたことを特徴とする蒸発燃料処理装置のリーク診断装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  F02M 37/00 301
FI (5件):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 D ,  F02M 25/08 F ,  F02M 25/08 L ,  F02M 37/00 301 G
引用特許:
出願人引用 (1件)

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