特許
J-GLOBAL ID:200903086717497411

連立一次方程式計算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-202718
公開番号(公開出願番号):特開平5-046651
出願日: 1991年08月13日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】スーパーコンピュータでの並列計算の効率が最も良くなるようにハイパープレインを決定し、より高速な連立一次方程式の計算方法を提供する。【構成】連立一次方程式Ax=bの係数行列Aと係数ベクトルb10と、解析対象の形状データ11と、並列計算のための格子点のグループ分けに用いるためのハイパープレイン情報12を入力データとし、前記形状データ11とハイパープレイン情報12からハイパープレインの最大面積が大きくなるようにハイパープレインの法線を決定(16)し、決定した法線を持つ平面(あるいは直線)で格子点をグループ分けし、同一のグループの格子点を同時に計算する(17)ことにより達成される。【効果】解析領域の各方向の格子点数を考慮してハイパープレインを形成するので、解析対象に対して最も効率的な並列計算を行なうことができ、連立一次方程式の計算が高速化される。
請求項(抜粋):
偏微分方程式を離散化することにより得られる連立一次方程式Ax=bを解く計算方法において、係数行列Aと係数ベクトルbと解析対象の形状データと並列計算のための格子点のグループ分けに用いるためのハイパープレイン情報を入力データとし、前記形状データとハイパープレイン情報からハイパープレインの最大面積が大きくなるようにハイパープレインを定義し、このハイパープレイン上の格子点を同時に計算することにより、スーパーコンピュータにおける並列計算の効率を高めたことを特徴とする連立一次方程式の計算方法。
IPC (2件):
G06F 15/32 ,  G06F 15/347

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