特許
J-GLOBAL ID:200903086763547032

インク噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-112744
公開番号(公開出願番号):特開平10-296969
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 インク噴射後に残留したインクの圧力波振動を相殺する相殺動作を、インクの温度に関わらず良好に実行することのできるインク噴射装置の提供。【解決手段】 1ドットの印字命令に対し、インク室の容積を一旦増加させ(AS)、その1.0T後に上記容積を減少させてインクを噴射し(AE)、その0.75T後に上記容積を再び増加させ(BS)、更にその1.0T後に上記容積を減少させて再びインクを噴射する(BE)。その後、インク室内のインクの温度に応じて次のように決められる時間d2が経過した時点を中心にして、非噴射パルス信号C(パルス幅0.5T)を発生し、インクの圧力波振動を相殺する。0〜10°Cのときd2=2.45T 10〜20°Cのときd2=2.50T20〜30°Cのときd2=2.55T 30〜40°Cのときd2=2.60T但し、Tはインク室内をインクの圧力波が片道伝播する時間。
請求項(抜粋):
インクが噴射されるノズルと、該ノズルの背後に設けられ、インクが充填されるインク室と、該インク室内のインクに圧力波振動を与えるアクチュエータと、印字命令に対して、上記アクチュエータを駆動して上記インク室内のインクに圧力波振動を発生させて上記ノズルからインクを噴射する噴射動作を実行する駆動手段と、を備えたインク噴射装置であって、上記駆動手段が、上記噴射動作の終了後、上記アクチュエータを駆動して上記インクの圧力波振動をほぼ相殺する相殺動作を、上記インク室内のインクの温度に応じたタイミングで実行することを特徴とするインク噴射装置。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • インク噴射装置の駆動方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-220674   出願人:ブラザー工業株式会社
  • 特開平4-189144
  • インクジェット式記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-090515   出願人:セイコーエプソン株式会社
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