特許
J-GLOBAL ID:200903086765673248

加工機におけるクランクシャフトの位置決め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-205680
公開番号(公開出願番号):特開2001-030135
出願日: 1999年07月21日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 クランクシャフトのクランクピンを加工するための加工機におけるクランクシャフトの位置決め装置であって、ローダによるクランクシャフトの加工位置への移送の簡素化および迅速化を可能にした。【解決手段】 加工機のスピンドル6の前部に、クランクシャフトScの端面と接触する基準座17を設けると共にこの基準座17に進退可能に係合してクランクシャフトScの基準ピン穴27に嵌入できる基準ピン23fを有する位置決めアーム21を、その基準座17に対して出没可能に設ける。
請求項(抜粋):
主軸ヘッド(1)に回転自在に支承される主軸(2)と;前記主軸(2)に、これと同心で回転自在に設けられる位相割出軸(3)と;前記主軸(2)の前端に設けられるチャック本体(4)と;前記チャック本体(4)に、前記主軸(2)と偏心させて回転自在に設けられており、前記位相割出軸(3)に連動、連結されるとともにクランクシャフト(Sc)の端面に係脱可能に連結されるスピンドル(6)と;を備え、チャック本体(4)にジャーナル軸部(Ja)を把持されたクランクシャフト(Sc)は、前記主軸(2)と位相割出軸(3)との一体回転による、クランクピン(Cp)回りの回転と、前記位相割出軸(3)の主軸(2)に対する相対回転による、ジャーナル軸部(Ja)回りの回転とにより、位相の異なる複数のクランクピン(Cp)を加工することができるようにした、加工機におけるクランクシャフトの位置決め装置において、前記スピンドル(6)の前部には、前記クランクシャフト(Sc)の端面と衝合し得る基準面(17f)をもつ基準座(17)を設けるとともに前記基準座(17)に進退可能に係合してクランクシャフト(Sc)に形成した基準ピン穴(27)に嵌入し得る基準ピン(23f)を有する位置決めアーム(21)を進退可能に設け、前記位置決めアーム(21)の前進時には、前記基準ピン(23f)は基準面(17f)より突出し、またその後退時には、前記基準ピン(23f)は基準面(17f)より没入するようにしたことを特徴とする、加工機におけるクランクシャフトの位置決め装置。
FI (2件):
B23Q 3/18 D ,  B23Q 3/18 B
Fターム (3件):
3C016AA01 ,  3C016HA06 ,  3C016HB13
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-074504

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