特許
J-GLOBAL ID:200903086788194347

冷間圧延性に優れたフェライト系ステンレス熱延鋼帯の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-064536
公開番号(公開出願番号):特開平10-251759
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 冷間圧延性に優れたフェライト系ステンレス熱延鋼帯の製造方法を提供する。【解決手段】 C+N:0.03%以下、Ti+Nb:4(C+N)以上、あるいはさらにMo:2.0 %以下を含有するフェライト系ステンレス鋼連鋳スラブを加熱し、仕上圧延終了温度を、(800 +A)°C以上とする仕上圧延を施し、仕上圧延終了後コイル巻き取りまでの平均冷却速度を10°C/s以下とする。なお、Aは、鋼組成に依存し、A=(wt%Cr) +10 (wt%Ti)+100(wt%Nb)+30(wt%Mo) で決定される値である。
請求項(抜粋):
フェライト系ステンレス鋼の連鋳スラブを、粗圧延と連続式仕上圧延とからなる熱間圧延により熱延鋼帯とするフェライト系ステンレス熱延鋼帯の製造方法において、前記連鋳スラブが重量%で、Cr:10%以上、C+N:0.03%以下を含み、かつTi、Nbのうちから選ばれた1種または2種を合計で4(C+N)以上を含有するフェライト系ステンレス鋼であり、前記仕上圧延の仕上圧延終了温度(FDT)(°C)が、下記(1)式を満足し、かつ前記仕上圧延終了後コイル巻き取りまでの平均冷却速度を10°C/s以下とすることを特徴とする冷間圧延性にすぐれたフェライト系ステンレス熱延鋼帯の製造方法。記FDT≧(800 +A)......(1)ここで、FDT:仕上圧延終了温度(°C)A=(wt%Cr) +10 (wt%Ti)+100(wt%Nb)+30(wt%Mo)
IPC (4件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/28
FI (4件):
C21D 9/46 R ,  C21D 8/02 D ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/28
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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