特許
J-GLOBAL ID:200903086828394832

構造物用管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-178484
公開番号(公開出願番号):特開2001-003459
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 管構造物、特に鋼管を主要部材とする送電鉄塔、橋梁等に用いられる作業性に優れた構造物用管継手を提供する。【解決手段】 一対の管端部材を円周方向に分割されたカップリング部材で覆って締め付ける構造で構成する。両部材は管端部材のフランジ円錐面とカップリング部材のリップ部内の円錐面でのみ接触し、円錐面の傾斜角は25〜80°とする。フランジ部の基部およびリップ部基部の断面形状は逐次曲率半径の増加する円弧が滑らかに接続した円弧とする。管端部材のフランジ側には増肉部を設けるのがよい。増肉部の長さはフランジ基部の厚さの0.9倍以上とし、増肉部から構造物部材管との接合面に向かって肉厚がテーパ状に薄くするのがよい。
請求項(抜粋):
一対の管端部材とカップリング部材とで構成された構造物用管継手であって、管端部材は一端に構造物の部材と接合する接合面を、他端に他方の管端部材と突き合わせる突合わせ面を備えたフランジ部を有し、接合面とフランジ部との間には管部分を有し、カップリング部材は円周方向に分割した複数個の分割体で構成され、一つの分割体は管継手軸方向の両端にリップ部とこれらを結ぶ結合部とを有し、カップリング部材は一対の管端部材のフランジ部が突き合わされた状態で双方のフランジ部を覆う構造と分割体間を締め付ける手段とを有し、管端部材とカップリング部材の締結状態でカップリング部材と接触するフランジ部の面は管継手軸心に対する傾斜角が25〜80°の円錐面であって、カップリング部材に対する雄面を形成し、前記フランジ部の円錐面に接触するカップリング部材の面は、フランジ部の円錐面と同等の円錐面であって、フランジ部に対して雌面を形成し、前記締結状態において、管端部材とカップリング部材とは前記円錐面でのみ接触し、管継手軸心を通る縦断面において、フランジ部の円錐面から管部分に至るコーナー部が逐次大きくなる曲率半径の円弧が滑らかに接続した形状を有することを特徴とする構造物用管継手。
IPC (4件):
E04B 1/58 503 ,  E04H 12/08 ,  F16B 7/04 301 ,  F16L 23/04
FI (4件):
E04B 1/58 503 H ,  E04H 12/08 ,  F16B 7/04 301 F ,  F16L 23/04
Fターム (23件):
2E125AA04 ,  2E125AA42 ,  2E125AA44 ,  2E125AB17 ,  2E125AC16 ,  2E125AG03 ,  2E125AG47 ,  2E125BB09 ,  2E125BB14 ,  2E125BB19 ,  2E125BB25 ,  2E125BD01 ,  2E125BD02 ,  2E125BD03 ,  2E125BE05 ,  2E125BE06 ,  2E125BE08 ,  2E125BF03 ,  3H016CA01 ,  3J039AA02 ,  3J039BB01 ,  3J039CA02 ,  3J039CA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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