特許
J-GLOBAL ID:200903086836691480

デジタルフィルタの設計方法および設計装置、デジタルフィルタ設計用プログラム、デジタルフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橘 和之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-365146
公開番号(公開出願番号):特開2003-168958
出願日: 2001年11月29日
公開日(公表日): 2003年06月13日
要約:
【要約】【課題】 希望周波数特性のデジタルフィルタを簡単に設計できるようにする。【解決手段】 所望の周波数特性の波形を数値列として入力し、これを逆FFTすることによってフィルタ係数群を求めることにより、専門知識がなくても、希望する周波数特性の波形をイメージとして入力するだけで、任意の周波数特性を有するFIRフィルタを簡易的に設計できるようにする。また、逆FFTにより求められた数値列に対して特殊な丸め演算を行うことにより、フィルタ特性の精度を落とすことなくフィルタ係数の値を簡素化し、フィルタ構成要素の乗算器の使用数を大幅に削減できるようにする。さらに、逆FFTの結果に対して窓掛け演算を行うことにより、最初に入力する数値列を長くして周波数誤差を小さく抑制すると同時に、フィルタ係数の数を少なく抑え、設計するデジタルフィルタの構成を簡素化できるようにする。
請求項(抜粋):
複数の遅延器から成るタップ付き遅延線における各タップの信号を、与えられるフィルタ係数群によりそれぞれ数倍した後、加算して出力するデジタルフィルタの設計方法であって、所望の周波数特性を表す数値列もしくは関数を入力し、当該入力した数値列もしくは関数を逆フーリエ変換してその結果の実数項を抽出し、当該抽出した実数項から成る数値列に対して、その前半部と後半部とを並べ替える処理と、上記実数項から成る数値列を2n倍(nは自然数)して小数点以下を丸めた後その結果を1/2n倍する処理とを行い、これによって得られた数値列を上記フィルタ係数群として決定するようにしたことを特徴とするデジタルフィルタの設計方法。
IPC (5件):
H03H 17/06 633 ,  H03H 17/06 ,  H03H 17/06 641 ,  G06F 17/10 ,  G06F 17/14
FI (5件):
H03H 17/06 633 A ,  H03H 17/06 633 J ,  H03H 17/06 641 E ,  G06F 17/10 D ,  G06F 17/14 A
Fターム (5件):
5B056BB11 ,  5B056BB28 ,  5B056HH01 ,  5B056HH03 ,  5B056HH05
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
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