特許

J-GLOBAL ID：200903086858240422

缶胴用アルミニウム合金板およびその製造方法

発明者： 田中 豊延 ,  小山 克己
出願人/特許権者： 古河電気工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-169740
公開番号（公開出願番号）：特開2000-001730
出願日： 1998年06月17日
公開日（公表日）： 2000年01月07日
要約：

【要約】【課題】 高強度で、耳が低く、耐孔食性、しごき成形性などに優れ、DI缶の薄肉軽量化を高歩留まりで実現できる缶胴用Al合金板を提供する。【解決手段】 Siを0.3wt%超え0.9wt%以下、Feを 0.3〜0.7wt%、Mnを0.8〜1.4wt%、Cuを0.05〜0.5wt%、Mgを 0.8〜1.4wt%、Znを 0.25wt%超え1.0wt%以下、Tiを 0.01wt%〜0.1wt%含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなり、Alマトリックス中に、径が 0.1〜1μmのMg2 Si化合物が1mm2あたり10000個以下分散している。【効果】 本発明の缶胴用Al合金板は JIS3004合金のSiとZnを増量させ、前記SiによりFe-Mn系化合物を硬くかつ微細化してしごき成形性を向上させ、前記Znにより孔食を改善し、さらにMg2 Si化合物の析出個数を規制して強度向上と耳発生の抑制を図ったもので、DI缶の薄肉軽量化を実現できる。

請求項（抜粋）：

Siを0.3wt%超え0.9wt%以下、Feを0.3〜0.7wt%、Mnを0.8〜1.4wt%、Cuを0.05〜0.5wt%、Mgを0.8〜1.4wt%、Znを0.25wt%超え1.0wt%以下、Tiを0.01〜0.1wt%含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなり、Alマトリックス中に径が0.1〜1μmのMg2 Si化合物が1mm2 あたり10000個以下分散していることを特徴とする缶胴用アルミニウム合金板。

IPC (14件)：

C22C 21/00 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/04 ,  C22F 1/00 601 ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 640 ,  C22F 1/00 673 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 684 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 692 ,  C22F 1/00 694

FI (16件)：

C22C 21/00 L ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/04 C ,  C22F 1/00 601 ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 K ,  C22F 1/00 630 A ,  C22F 1/00 640 A ,  C22F 1/00 673 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 684 C ,  C22F 1/00 691 A ,  C22F 1/00 691 C ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 692 A ,  C22F 1/00 694 B

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平2-247363
  
• 耳率の低いキャンボディ用アルミニウム合金板の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-078481   出願人：古河電気工業株式会社
• 特開平2-247363