特許
J-GLOBAL ID:200903086863091540

プレス機械による剪断加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長島 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-142327
公開番号(公開出願番号):特開平6-344049
出願日: 1993年06月14日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】全面が剪断面でダレ面のない歯形部品等を製造する。【構成】第1ダイ12Aにセットされた板材100を負の第1クリアランスC1を持つ第1パンチ11Aで第1目標剪断輪郭CONT1で半抜き加工しかつ下方から戻し加工力P2を加えて第1半完成品200とスクラップ105とを分離する第1の加工工程と、上下を反転させて第2ダイ12Bへセットされた第1半完成品200に負の第2クリアランスC2を持つ第2パンチ11Bでプレス力を加え第1の加工工程によるダレ面201を押潰しつつ第2目標剪断輪郭CONT2でシェービング加工して第2半完成品300を得る第2の加工工程と、正の第3クリアランスC3を持つ第3パンチ11Cで第3ダイ12C上の第2半完成品300にプレス力を加えて最終剪断輪郭CONT3でシェービング加工する第3の加工工程とを、この順番に実施する。
請求項(抜粋):
第1目標剪断輪郭の部品側をストリッパーを用いて第1ダイの上面に押付けた状態で板材を第1ダイにセットし、続いて第1ダイに対して負の第1クリアランスを持つ第1パンチを用いて板材の上方第1面側からプレス力を加えて第1目標剪断輪郭で半抜き加工し、しかる後に第1ダイ内を摺動可能な逆板押えを用いてその下方第2面側から戻し加工力を加えて部品側とスクラップ側とを分離して第1半完成品を形成する第1の加工工程と、この第1半完成品の第1面と第2面とを反転させた状態でかつ第2目標剪断輪郭の部品側をストリッパーを用いて第2ダイの上面に押付けた状態で第1半完成品を第2ダイにセットし、続いて絶対値が第1クリアランスよりも小さくかつ第2ダイに対して負の第2クリアランスを持つ第2パンチを用いて第1半完成品の上方の第2面側からプレス力を加えて第1の加工工程で生じたダレ面を消滅させつつ第2目標剪断輪郭でシェービング加工して第2半完成品を形成する第2の加工工程と、この第2半完成品の最終剪断輪郭の部品側をストリッパーを用いて第3ダイの上面に押付けた状態で第2半完成品を第3ダイにセットし、続いて絶対値が第2クリアランスよりも小さくかつ第3ダイに対して正の第3クリアランスを持つ第3パンチを用いて第2半完成品の上方第2面側からプレス力を加えて最終剪断輪郭でシェービング加工して完成品を形成する第3の加工工程、とを有しかつこの順番により各シェービング加工代を後加工工程に行くにしたがって小さくすることを特徴としたプレス機械による剪断加工方法。
IPC (3件):
B21D 28/00 ,  B21D 28/02 ,  B21D 28/16
引用特許:
出願人引用 (6件)
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