特許
J-GLOBAL ID:200903086878275826
内燃エンジンの蒸発燃料処理装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-163207
公開番号(公開出願番号):特開平6-346801
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 リーク診断の精度を向上させた内燃エンジンの蒸発燃料処理装置を提供することを目的とする。【構成】 ステップS91で、加圧処理に要した時間T3が所定値TSLよりも大きいときに“1”に設定されるフラグFNGが“1”である場合は、排出抑止系31にリークがあるために加圧に要する時間が大きかったと判断し、装置の異常を検出する(ステップS92)。また、ステップS91の答が否定の場合は、PVARIB値から、蒸発燃料の発生度合いを示すPVARIA値を差分した差分値が所定値PTJDGよりも小さいか否かを判別する。小さい場合は、装置は正常であると判定し(ステップS94)、大きい場合はリーク量が多いと判断して装置の異常を検出する(ステップS92)。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、該燃料タンク内に発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタと、該キャニスタと内燃エンジンの吸気管とを連通する通路に設けられたパージ制御弁とを備えた蒸発燃料排出抑止系と、前記蒸発燃料排出抑止系を加圧する加圧装置とを有し、前記加圧装置により前記蒸発燃料排出抑止系を正圧状態に設定した後、該蒸発燃料排出抑止系の圧力の変動量に基づいて前記蒸発燃料排出抑止系のリーク診断を行う内燃エンジンの蒸発燃料処理装置において、前記キャニスタの大気開放通路に設けられた大気開放制御弁と、前記パージ制御弁及び前記大気開放制御弁を閉成した後、前記加圧装置を作動して前記蒸発燃料排出抑止系を正圧状態に設定する正圧設定手段と、前記燃料タンク内に発生する蒸発燃料量を検出する蒸発燃料量検出手段と、前記蒸発燃料排出抑止系が正圧状態に設定された後の所定時間における前記蒸発燃料排出抑止系の圧力の変動量が、前記蒸発燃料量検出手段により検出された蒸発燃料量に基づいて求められた基準値より大きいとき、前記蒸発燃料排出抑止系からリークが発生していると判定する異常判定手段とを備えたことを特徴とする内燃エンジンの蒸発燃料処理装置。
引用特許:
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