特許
J-GLOBAL ID:200903086910058379

回転電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-142870
公開番号(公開出願番号):特開平10-336959
出願日: 1997年06月02日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 ダクト付きの回転電機では、回転子に付属の第2スペーサの頭部が三角形状の為、冷却風の流れが鋭角のエッジを通過することにより1k[Hz]以上の高い周波数の騒音成分が発生し、気体流通による回転騒音が大きいことが課題となっている。その為、空隙大としたりサイレンサを取付けている。【解決手段】 第2スペーサを断面形状が細長い不定菱形とし、通風の入口側が先細幅で出口側に先広幅部を有する基本第2スペーサと、先広幅部を基本第2スペーサに対し回転子導体幅を等縦断する縦断線から回転方向下流側へずらして形成の下流側第2スペーサと、先広幅部を基本第2スペーサに対し同じく回転方向上流側へずらして形成の上流側第2スペーサとして形成し、これら3種類で多数の第2スペーサをランダムに配列し、円周方向の相互間隔のうち最小間隔を成す部分の間隔が全ての第2通風ダクトに関して均等に設定され、且つ、出口側における間隔が全ての第2通風ダクトに関して不均等に設定する。
請求項(抜粋):
鉄心ブロックと放射方向に延び且つ円周方向に間欠的に配列された多数の第1スペーサとを交互に軸方向に配列することにより各鉄心ブロック間に気体が内径側から外周方向に通る第1通風ダクトが形成された固定子と、この固定子の界磁空間内に位置されると共に鉄心ブロックと放射方向に延び且つ円周方向に間欠的に配列された多数の第2スペーサとを交互に軸方向に配列することにより各鉄心ブロック間に気体が回転軸側から外周方向に通る第2通風ダクトが形成された回転子とから成る回転電機において、前記第2スペーサを断面形状が細長い不定菱形とし、通風の入口側が先細幅で出口側に先広幅部を有する基本第2スペーサと、前記先広幅部を基本第2スペーサに対し回転子導体幅を等縦断する縦断線から回転方向下流側へずらして形成の下流側第2スペーサと、前記先広幅部を基本第2スペーサに対し同じく回転方向上流側へずらして形成の上流側第2スペーサとして形成し、これら3種類で多数の第2スペーサをランダムに配列し、円周方向の相互間隔のうち最小間隔を成す部分の間隔が全ての第2通風ダクトに関して均等に設定され、且つ、出口側における間隔が全ての第2通風ダクトに関して不均等に設定されていることを特徴とする回転電機。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 回転電機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-014849   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭57-078350
  • 回転電機の固定子鉄心
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-007800   出願人:株式会社東芝
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