特許
J-GLOBAL ID:200903086925180626

溶接ロボットによる切欠き部付き筒状被溶接材の溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-002690
公開番号(公開出願番号):特開平11-197832
出願日: 1998年01月09日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 溶接歪みを生じさせることなく施工時間を短縮し、端部溶接欠陥の発生を抑えること。【解決手段】 コラム1の各切欠き部2間に形成した複数の切残し部A〜Dに対向させた溶接トーチ6fを周方向に移動させると共に、コラム1をその軸心O回りで正転aさせることにより、該各切残し部A〜Dに対して1パス分の溶接を施した後、適当な一つの切残し部Aに対向させた溶接トーチ6fを周方向に移動させると共に、コラム1をその軸心O回りで正転a及び逆転bさせることにより、前記溶接トーチ6fを該切残し部Aの一側縁アと他側縁エとの間で必要回数往復させて、この切残し部Aに対して複数パスの溶接を施し、以後、同様の手順で、他の切残し部B〜Dに対しても複数パスの溶接を施すようにした。
請求項(抜粋):
溶接ロボットにより周方向に溶接接合される端面に、周方向に所定間隔をあけて複数の切欠き部が形成された筒状被溶接材を溶接するに際し、この筒状被溶接材を軸心回りに正逆回転自在に支持させ、前記切欠き部間の切残し部の1つに溶接トーチを対向させて溶接トーチを移動すると共に筒状被溶接材を正転して溶接を施すことにより、この切残し部を1パス分溶接し、次に、隣接する切残し部を同様にして1パス分溶接し、これを繰り返して全周の切残し部を1パス分溶接した後、切残し部の1つに溶接トーチを対向させて溶接トーチを往復移動すると共に筒状被溶接材を正逆転させて複数パス分を溶接し、次いで隣接する切残し部を同様の手順で順次複数パス分溶接して全周の切残し部を溶接することを特徴とする溶接ロボットによる切欠き部付き筒状被溶接材の溶接方法。
IPC (5件):
B23K 9/12 331 ,  B23K 9/12 ,  B23K 9/00 501 ,  B23K 9/127 501 ,  B23K 37/047 501
FI (5件):
B23K 9/12 331 P ,  B23K 9/12 331 S ,  B23K 9/00 501 B ,  B23K 9/127 501 A ,  B23K 37/047 501 B
引用特許:
審査官引用 (1件)

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