特許
J-GLOBAL ID:200903086975762340

軟骨の欠損を修復するためのインプラント及びインプラントの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-531502
公開番号(公開出願番号):特表2009-508600
出願日: 2006年09月18日
公開日(公表日): 2009年03月05日
要約:
全層の関節軟骨欠損などの人間の患者又は患畜における軟骨の欠損を修復するために、インプラントボディ(2)を有するインプラント(1)が使用され、インプラントボディは自然の軟骨マトリックスを含み、かつ軟骨産生能を有する細胞、好ましくは自己細胞によって覆われている。インプラントボディは、そこに一体化した生軟骨細胞を伴う自己の軟骨組織からなっていることが好ましく、軟骨組織はインビトロでの組織培養によって生成される。軟骨組織を生成するための細胞とインプラントボディの表面を覆うための細胞とは同じであることが好ましい。これらの細胞は、軟骨生検から単離された軟骨細胞由来のインビトロでの細胞増殖によって産生される。細胞増殖の間に脱分化した軟骨細胞は、組織培養中に再分化し、インプラントボディの軟骨マトリックスを生成及び維持するのに特に適している。また、インプラントボディの表面に付着している細胞は、細胞増殖によって脱分化しており、再分化していない軟骨細胞であり、それ故に欠損部におけるインプラントの融合に特に適していることが好ましい。インプラントボディの表面へ付着している細胞によって、インプラントは欠損部周囲の生組織にうまく融合する。
請求項(抜粋):
人又は動物の患者における軟骨の欠損(7)の修復に適したインプラント(1)であって、インプラントボディ(2)と、軟骨産生能を有しかつインプラントボディ(2)の表面に付着している生細胞(4)を有し、 インプラントボディ(2)は、インビトロにおける組織培養によって細胞(16)から生成された、又は取り出された軟骨組織から生成された自然の軟骨マトリックスを有するインプラント。
IPC (2件):
A61L 27/00 ,  A61F 2/28
FI (2件):
A61L27/00 G ,  A61F2/28
Fターム (16件):
4C081AB02 ,  4C081CD34 ,  4C081EA01 ,  4C081EA11 ,  4C097AA01 ,  4C097BB01 ,  4C097BB10 ,  4C097CC01 ,  4C097CC02 ,  4C097CC03 ,  4C097CC05 ,  4C097CC06 ,  4C097CC13 ,  4C097DD05 ,  4C097DD15 ,  4C097EE17
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第4846835号公報
審査官引用 (5件)
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