特許
J-GLOBAL ID:200903086975949440

電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-322822
公開番号(公開出願番号):特開2002-131962
出願日: 2000年10月23日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】常に良好な感度特性を有する層を形成することが可能な、貯蔵安定性にすぐれた感光層用塗工液を製造しうるY型チタニルフタロシアニン結晶を含む感光層と、除電性能に優れた中間層とを備え、残留電位の上昇および帯電安定性の悪化を抑止し、画像カブリや干渉縞を防止する電子写真感光体とを提供する。【解決手段】中間層に酸素含有金属化合物を含有させ、感光層に下記の少なくとも一方の特性を満足するチタニルフタロシアニンを含有させる。・示差走査熱分析において、吸着水の気化に伴なうピークを除いて50°Cから400°Cまで温度変化のピークがない。・有機溶媒中で24時間、放置しても、CuKα特性X線回折スペクトルにおいて、少なくともブラッグ角2θ±0.2°=27.2°に最大ピークを有するとともに、26.2°にピークが発生しない。他の電子写真感光体は、感光層から単離したチタニルフタロシアニン結晶をテトラヒドロフラン中で24時間浸漬後も、ブラッグ角2θ±0.2°=26.2°のピークが、最大ピークを超えない。
請求項(抜粋):
支持基体上に結着樹脂と酸素含有金属化合物を含む中間層と、中間層よりも上部に結着樹脂とチタニルフタロシアニンを含む感光層とを備え、この感光層の原材料としてのチタニルフタロシアニンは、示差走査熱分析において、吸着水の気化に伴なうピークを除いて50°Cから400°Cまで温度変化のピークを有さない、または/および常温、常湿条件下で有機溶媒中で24時間、放置しても、CuKα特性X線回折スペクトルにおいて、少なくともブラッグ角2θ±0.2°=27.2°に最大ピークを有するとともに、26.2°にピークが発生しないことを特徴とする電子写真感光体。
IPC (4件):
G03G 5/14 101 ,  G03G 5/14 102 ,  G03G 5/06 371 ,  G03G 5/06 373
FI (4件):
G03G 5/14 101 E ,  G03G 5/14 102 B ,  G03G 5/06 371 ,  G03G 5/06 373
Fターム (10件):
2H068AA19 ,  2H068AA31 ,  2H068AA44 ,  2H068AA45 ,  2H068BA01 ,  2H068BA11 ,  2H068BA39 ,  2H068CA23 ,  2H068CA37 ,  2H068EA14
引用特許:
審査官引用 (6件)
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