特許
J-GLOBAL ID:200903087122737610

消波構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 良和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-042294
公開番号(公開出願番号):特開2002-242150
出願日: 2001年02月19日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】消波構造物の岸側底層の海水の淀みを防止し、海水の入れ替えが頻繁に行なわれるようにして海水が貧酸素状態になるのを防止する。【解決手段】沖合から進行してきた波は水深が浅くなるにつれて増幅され、函体2の直立壁10に到達して砕波となり、空気を連行して函体2の傾斜スリット14を通過して側壁に設けた連通路15を通ってマウンド岸側の基部に流れ込む。堤体背部底層に酸素を十分に含む海水が海面を乱さずに供給され、堤体背部に海水の淀みの貧酸素状態が改善される。引き波によって堤体背部底層の海水は、連通路15を通って函体2から沖側に排出されるので、堤体背部の海水の入れ替えが行なわれ、魚介類等の棲息に十分な酸素が供給される。
請求項(抜粋):
上段リーフと下段リーフからなる2段リーフ構造の潜堤式消波構造物の上段リーフから消波構造物の岸側に連通する連通路を設けた消波構造物。
Fターム (1件):
2D018BA11
引用特許:
審査官引用 (4件)
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