特許
J-GLOBAL ID:200903087176126845

成形性、成形後外観性および耐食性に優れた亜鉛系めっき鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-353269
公開番号(公開出願番号):特開平7-185455
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【構成】 亜鉛系めっき層の表面上に所定量のクロメート被膜が形成され、クロメート被膜の上に、所定の弾性率および所定の伸び率を有する熱硬化性樹脂と、有機系固形潤滑剤と、防錆剤とが一定の割合で配合された、所定厚さの樹脂被膜が形成されている、亜鉛系めっき鋼板。【効果】 表面に潤滑油等を塗布しなくても、優れたプレス成形性が得られ、プレス成形時の被膜の損傷が少なく、優れた成形後外観性および優れた成形後耐食性が得られる。
請求項(抜粋):
鋼板と、前記鋼板の少なくとも1つの表面上に形成された、亜鉛または亜鉛系合金めっき層と、前記亜鉛または亜鉛系合金めっき層の上に形成されたクロメート被膜と、そして、前記クロメート被膜の上に形成された樹脂被膜とからなる亜鉛系めっき鋼板において、前記クロメート被膜の量は、金属クロム換算で、鋼板の片面当たり5〜200mg/m2の範囲内であり、前記樹脂被膜の厚さは、鋼板の片面当たり、0.3 〜5μm の範囲内であり、前記樹脂被膜は、1×102MPa以上の弾性率および50%以上の伸び率を有する熱硬化性樹脂と、有機系固形潤滑剤と、そして、防錆剤とからなっており、前記有機系固形潤滑剤の含有量は、前記熱硬化性樹脂の固形分100 重量部に対して、1〜30重量部の範囲内であり、そして、前記防錆剤の含有量は、前記熱硬化性樹脂の固形分100 重量部に対して、3〜30重量部の範囲内であることを特徴とする、成形性、成形後外観性および耐食性に優れた亜鉛系めっき鋼板。
IPC (7件):
B05D 7/24 301 ,  B05D 3/10 ,  B05D 5/08 ,  B05D 7/14 ,  C23C 22/24 ,  C23F 11/00 ,  B32B 15/08
引用特許:
審査官引用 (3件)

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