特許
J-GLOBAL ID:200903087286951531

車両のホイールアライメント調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-235988
公開番号(公開出願番号):特開2000-062639
出願日: 1998年08月21日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】 車両のステア特性が略ニュートラルステアとなるように、タイヤの特性に応じて車輪の姿勢角を調整できるようにする。【解決手段】 車両の基準車輪(例えば後輪)の姿勢角を調整した後に、基準車輪及び非基準車輪(例えば前輪)を、所定高さの平板状の突起が複数形成された無限軌道のタイヤ駆動面上で転動させ、タイヤに発生する前後力及び横力を各々測定する。測定した前後力の変化率((A)及び(B) の破線参照) の波形に基づき、車輪が突起による上り段差を通過する過程でタイヤが変形されたときから、突起による下り段差を通過する過程でタイヤが変形されたとき迄の所定期間を判断して該所定期間内に測定された横力のデータを各々抽出する。そして、抽出したデータが表す双方の車輪の横力の波形を重ね合わせ((C)参照) 、波形の差に基づいて非基準車輪のトー角の調整方向を演算する。
請求項(抜粋):
調整対象の車両のタイヤ付き車輪を被転動面上で車両の進行方向に向かって転動させると共に、前記被転動面上に形成した所定高さの段差を通過させるか又は前記車輪に加わる荷重を所定時間内に所定量以上変化させ、かつ前記車輪のタイヤに発生する横力を測定することを、前記車両の基準車軸に取り付けられたタイヤ付きの基準車輪及び前記車両の非基準車軸に取り付けられた調整対象のタイヤ付きの車輪について各々行い、前記基準車輪のタイヤに発生する横力又は該横力の変化率の推移と、前記調整対象の車輪のタイヤに発生する横力又は該横力の変化率の推移とを比較し、比較結果に基づいて前記調整対象の車輪の姿勢角を調整する車両のホイールアライメント調整方法。
IPC (2件):
B62D 17/00 ,  G01M 17/007
FI (3件):
B62D 17/00 C ,  B62D 17/00 Z ,  G01M 17/00 R
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る