特許
J-GLOBAL ID:200903087351801100

複眼撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 板谷 康夫 ,  田口 勝美 ,  水田 愼一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-159503
公開番号(公開出願番号):特開2007-329714
出願日: 2006年06月08日
公開日(公表日): 2007年12月20日
要約:
【課題】複眼撮像装置において、受光素子アレイに形成される像にゴースト等が生じることを防止する。【解決手段】複眼撮像装置1は、複数の光学レンズ2が一体的に形成された光学レンズアレイ4と、絞り開口11aを有する上板部材11と、複数の光学レンズ2によりそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイ6と、各光学レンズ2から出射する光Aが互いに干渉しないように区画する光透過孔Hを有する遮光ブロック7とを備える。遮光ブロック7は、複数の光透過窓Wを有する単位プレートPを複数枚積層されて構成される。単位プレートPは、表面をシボ加工されると共に、積層されるときに左右方向への裏返し及び上下方向への裏返しを施されることによって光透過窓Wの平面方向における位置が層ごとにずらされる。光透過窓Wがずらされることによって、光透過孔Hの内壁面Haが凹凸を有する光拡散面に形成され、ゴースト等が生じることが防止される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
複数の光学レンズが一体的に形成された光学レンズアレイと、 前記光学レンズへの不要な外光入射を遮断するための絞り部材と、 前記光学レンズアレイから所定距離隔てて配置され、前記複数の光学レンズによりそれぞれ形成される複数の像を撮像する受光素子アレイと、 前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間に配置され、前記複数の光学レンズのうちの各光学レンズから出射する光が互いに干渉しないように前記光学レンズアレイと前記受光素子アレイとの間の空間を前記光学レンズの光軸に直交する面上において区画する光透過孔を有する遮光ブロックと、を備える複眼撮像装置において、 前記遮光ブロックが、前記複数の光学レンズから出射する光を透過させる複数の光透過窓を有する単位プレートを複数枚積層されて構成され、 前記単位プレートは、表面を黒色シボ加工されると共に、積層されるときに左右方向への裏返し及び上下方向への裏返しを施されることによって前記光透過窓の平面方向における位置が層ごとにずらされて、積層された前記単位プレートの光透過窓によって形成される前記光透過孔の内壁面が凹凸を有する光拡散面に形成され、 前記光学レンズから出射して前記光透過孔に進入する光が前記内壁面によって反射されて前記受光素子アレイに形成された像にゴーストやフレアが生じることが防止されることを特徴とする複眼撮像装置。
IPC (3件):
H04N 5/335 ,  H04N 5/225 ,  G02B 7/02
FI (3件):
H04N5/335 V ,  H04N5/225 D ,  G02B7/02 D
Fターム (15件):
2H044AD01 ,  5C024AX01 ,  5C024CX01 ,  5C024CY47 ,  5C024EX22 ,  5C024EX34 ,  5C024EX42 ,  5C024JX08 ,  5C122EA35 ,  5C122FB02 ,  5C122FB03 ,  5C122FB24 ,  5C122FC07 ,  5C122GE06 ,  5C122GE11
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 画像入力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-233760   出願人:科学技術振興事業団, ミノルタ株式会社, 谷田純, 山田憲嗣
  • レンズアレイ装置、撮像装置、及び、輝度分布測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-087166   出願人:独立行政法人科学技術振興機構, 櫻井エンジニアリング株式会社
  • 光学装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-058066   出願人:富士通株式会社

前のページに戻る