特許
J-GLOBAL ID:200903087370462384

車両の電子制御懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336168
公開番号(公開出願番号):特開平10-315733
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 車両センサ出力から路面状態を認識して、乗車感および操縦安定性の向上を図る。【解決手段】 垂直加速度センサ111および車軸垂直加速度センサ112で検出される加速度信号を利用して、車軸の運動を考慮した、実際に車両が走行する路面高さの推定値を路面計算部210で計算し、求められた路面から、低周波数計算部220、高周波数計算部230および路面大きさ計算部240でそれぞれ、低周波数成分、高周波数成分および大きさを求め、また計算部220,230の出力から路面周波数比計算部250で路面周波数比を求め、各計算部230,240,250の計算結果からダンパ位置計算部260がダンパの適正位置を計算する。
請求項(抜粋):
垂直加速度センサ111からの出力に応答して制御器200が駆動信号を出力し、可変ダンパおよびアクチュエータ300を制御するようにした車両の電子制御懸架装置において、車軸垂直加速度センサ112を備え、さらに前記制御器200は、前記垂直加速度センサ111および車軸垂直加速度センサ112から出力される加速度信号を利用して路面を計算する路面計算部210と、前記路面計算部210で計算された路面の低周波数成分の大きさを計算する低周波数計算部220と、前記路面計算部210で計算された路面の高周波数成分の大きさを計算する高周波数計算部230と、前記路面計算部210で計算された路面の大きさを計算する路面大きさ計算部240と、前記低周波数計算部220と高周波数計算部230とでそれぞれ計算された低周波数成分の大きさと高周波数成分の大きさとの比から路面周波数比を計算する路面周波数比計算部250と、前記路面周波数比計算部250で計算された路面周波数比、前記高周波数計算部230で計算された高周波数成分の大きさおよび前記路面大きさ計算部240で計算された路面の大きさから、適正ダンパ位置を計算するダンパ位置計算部260とを含むことを特徴とする車両の電子制御懸架装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-109112
  • 車両減衰力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-225918   出願人:日本電装株式会社
  • 特開平1-109112

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