特許
J-GLOBAL ID:200903087392632844

ビットジョイントの接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂野 哲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-299739
公開番号(公開出願番号):特開2008-114330
出願日: 2006年11月04日
公開日(公表日): 2008年05月22日
要約:
【課題】ビットジョイントをプラスドライバービットに装着するに際し、抵抗や引っ掛かりがなく、摩擦抵抗を限りなくゼロに近付けて極めて滑らかな装着を実現すること。【解決手段】電動工具のプラスドライバービットの先端部に着脱自在に取り付けることができるビットジョイント10の取付構造である。筒状本体部11とその根元部外周に外嵌された操作筒体20とからなる。筒状本体部11の根元部には横断面6角形状の筒孔が設けられ、その先端部にはドリルビットが装着できる。操作筒体20は筒状本体部11の根元部外周でその長手方向に移動でき、その内周面には環状凹部26が形成されている。筒状本体部11には上記筒孔に少なくとも1つの貫通孔14が形成され、その内部にストッパー用球体が配置され、その半径方向に出没して、ビットの挿入、固定が可能である。操作筒体20内面の環状凹部26の根元部側壁面26wが傾斜面或は階段状に構成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
インパクトドライバーや電動ドリルドライバー等の電動工具又は手動工具に装着された横断面6角形状のプラスドライバービット(50)の先端部に着脱自在に取り付けることができるビットジョイントであって、 このビットジョイントは、筒状本体部(11)とその根元部外周に外嵌された操作筒体(20, 30)とからなり、 筒状本体部(11)の根元部には前記プラスドライバービット(50)を挿入できる横断面6角形状の筒孔が設けられ、その先端部にはドリルビットやドライバービット等の所望のビットを装着することができ、 筒状本体部(11)と操作筒体(20, 30)との間にはコイルバネ(28)等の弾撥部材が配備され、筒状本体部(11)を操作筒体(20, 30)の根元部側に常に付勢することができ、 操作筒体(20, 30)は、前記筒状本体部(11)の根元部外周でその長手方向に移動でき、その内周面には環状凹部(26, 36)が形成され、 筒状本体部(11)にはその半径方向で上記筒孔に通じる少なくとも1つの貫通孔(14)が形成され、 この貫通孔(14)内にはストッパー用球体(23, 33)が配備され、その半径方向に出没することができ、 筒状本体部(11)の根元部の筒孔に前記プラスドライバービット(50)の先端部を挿入させると共に、操作筒体(20, 30)を根元部側に移動させることによって、筒状本体部(11)の貫通孔(14)内に配備された球体(23, 33)が操作筒体(20, 30)内面の環状凹部(26, 36)内に移動することにより、前記プラスドライバービット(50)の侵入阻止が解除されて、当該ビット(50)を筒孔内に挿入させることができ、 挿入後は操作筒体(20, 30)が元の位置に復帰することにより球体(23, 33)が貫通孔(14)内で筒孔中心側に移動して筒孔壁面から突出することにより、前記プラスドライバービット(50)に設けられている環状凹所(53)に適合して、当該ビット(50)に固定されるビットジョイントの接続構造において、 操作筒体(20, 30)の前記環状凹部(26, 36)の根元部側壁面(26w, 36w)の全部又は一部が傾斜面にて形成され、当該傾斜面の内径が根元部側に向かって徐々に小さくなるように形成され、 又は、操作筒体(20, 30)の前記環状凹部(26, 36)の根元部側壁面(26w, 36w)が階段状に1又は2以上の段部を持って形成され、それぞれの段面の内径が根元部側に向かって順次小さくなるように形成されたことを特徴とするビットジョイントの接続構造。
IPC (2件):
B25B 21/02 ,  B25B 21/00
FI (2件):
B25B21/02 A ,  B25B21/00 Q
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ビット接続具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-077626   出願人:林三郎
審査官引用 (3件)

前のページに戻る