特許
J-GLOBAL ID:200903087411942280

溶接ガンの加圧制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-152636
公開番号(公開出願番号):特開平10-006025
出願日: 1996年06月13日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 ワークに電極が接触するときの衝撃力を小さくし、溶接のために適切な加圧を行う。【解決手段】 図2(1)に示すように、溶接ガン1の電極2a,2b間をワークなしの状態で接触させ、モータ電流を監視して設定トルクに対応する位置に達した位置を接触位置Xとする。そして(2)に示すように、実ワークへの加圧溶接時にはワーク20の板厚dを考慮して位置目標値X-dを設定し、電極2a,2bを位置制御によって高速度で移動させる。次に加圧力を得るための行き過ぎ位置を位置目標値として、位置制御を行い、電極2a,2bがワーク20の表面に接触するまでは、予め設定された低い速度で移動させ、モータ電流を監視して接触状態を判定する。接触した後では、(3)に示すように、その行き過ぎた位置へ電極2a,2bを高速で移動させる指令値を与え、モータ電流を設定加圧力に対応する値に制限して加圧力制御を行う。
請求項(抜粋):
通電して溶接を行うワークを、モータで駆動される電極先端間で挟持する溶接ガンの加圧制御方法において、予めワークが存在しない状態で、電極先端間が接触する接触位置を求めておき、電極先端間の間隔をあけてワークを挿入し、電極先端を移動させる目標位置として、接触位置にワークの厚さを見込んだ厚み補正位置を設定し、位置制御によって電極先端を移動させ、さらに目標位置として、加圧力を得るための行き過ぎ位置を設定し、モータ電流を予め設定される加圧力に対応する電流値となるように制限しながら、まず、予め設定される速度以下で電極先端を移動させ、モータ電流の変化状態から電極先端がワークに接触しているか否かを判断し、電極先端がワークに接触していると判断された後では、行き過ぎ位置まで、高速で電極先端を移動させる指令値を与えて制御することを特徴とする溶接ガンの加圧制御方法。
IPC (3件):
B23K 11/24 340 ,  B23K 11/24 336 ,  B23K 11/11 520
FI (3件):
B23K 11/24 340 ,  B23K 11/24 336 ,  B23K 11/11 520
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (8件)
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