特許
J-GLOBAL ID:200903087448693434
テスト選択方法及びその装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-297556
公開番号(公開出願番号):特開平5-216866
出願日: 1991年11月14日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】観測結果が確率的に変動するような場合でも、継続的な観測により誤った決定からの回復が可能であり、時間と共に対象の状態が変わる場合にも、その変化に追従できるような状態推定を可能ならしめる。【構成】条件付確率入力手段1が、対象の取り得る状態si 、実施し得るテストtj 、各テストに応じたテスト結果rj k の全ての組み合わせについて、そのテスト結果rj k が得られる生起確率である条件付確率P(rj k |si ,tj )を入力し、事前分布入力手段3が、状態si について、その生起確率である事前分布P(si )を入力する。そして、事後分布計算手段5,条件付確率計算手段7,評価値計算手段9,期待値計算手段11及び最大値計算手段13等を備えて、テストを行う前の状態の確率分布と、テストの結果を知った後の状態の確率分布とを引数に持つ評価関数がなるべく大きな値を持つようにテストを選択する。
請求項(抜粋):
(A)対象の取り得る状態si (i=1...n)、実施し得るテストtj (j=1...q)、各テストに応じたテスト結果rj k (k=1...pj )の全ての組み合わせについて、対象がある状態si であるテストtj を行ったときにあるテスト結果rj k が得られる生起確率である条件付確率P(rj k |si ,tj )を入力する条件付確率入力手段、(B)前記条件付確率P(rj k |si ,tj )を記憶する条件付確率記憶手段、(C)全ての状態si について、その生起確率である事前分布P(si )を入力する事前分布入力手段、(D)前記事前分布P(si )を記憶する事前分布記憶手段、(E)前記事前分布P(si )と前記条件付確率P(rj k |si ,tj )とから(1)式によって、事後生起確率である事後分布P(si |rj k ,tj )を計算する事後分布計算手段、(F)前記事後分布P(si |rj k ,tj )を記憶する事後分布記憶手段、(G)前記事前分布P(si )と前記条件付確率P(rj k |si ,tj )とから(2)式によって条件付確率P(rj k |tj )を計算する条件付確率計算手段、(H)前記条件付確率P(rj k |tj )を記憶する条件付確率記憶手段、(I)前記事前分布P(si )と前記事後分布P(si |rj k ,tj )とから(3)式によって評価値Ijkを計算する評価値計算手段、(J)前記評価値Ijkを記憶する評価値記憶手段、(K)前記評価値Ijkと前記条件付確率P(rj k |tj )から(4)式によって期待評価値Ej を計算する期待値計算手段、(L)前記期待値Ej を記憶する期待値記憶手段、(M)全てのEj の中から最大値をとる時のjの値である“j0”を検出する最大値計算手段、(N)テストtj0を出力する選択結果出力手段、(O)前記テストtj0の実施結果の値である“rj0k0”を入力するテスト結果入力手段、(P)前記全ての状態si について前記事後分布P(si |rj k ,tj )の値である事後分布P(si |rj0k0,tj0)を新たに事前分布として、前記事前分布記憶手段に記憶させる分布更新手段、(Q)終了条件を満足すれば停止し、そうでなければ前記分布更新手段を駆動する終了判定手段、を備えたことを特徴とするテスト選択装置。
IPC (3件):
G06F 15/20
, G01D 21/00
, G06F 9/44 330
前のページに戻る