特許
J-GLOBAL ID:200903087537997218

直交変調波復調装置および入力評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-035536
公開番号(公開出願番号):特開平11-234359
出願日: 1998年02月18日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】デジタル放送では,誤り訂正のため,受信信号の品質があるレベルになると突然映らなくなる。このため,表示画面から入力信号の状態等を判断することが困難であり,これを解決する受信機が必要であった。【解決手段】可変利得手段101と直交復調手段102と波形等化手段103と符号識別手段104とデータ変換手段105と誤り訂正手段106と,101を制御する信号レベル検出手段107と,103の制御情報から入力状態を判断する波形等化評価手段108と,103の出力信号分布を評価するコンスタレーション評価手段109と,104の入出力からS/Nを評価するS/N評価手段110と,誤り訂正数から誤り率を求める誤り率評価手段111と,107〜111の出力を入力して総合的に評価する入力状態評価手段112と,112の出力を表示する評価結果表示手段113を備えることで実現できる。
請求項(抜粋):
入力する直交変調信号を一定の振幅範囲に調整する可変利得手段と,前記可変利得手段の出力する振幅を調整された直交変調信号を直交復調し,2つの搬送波それぞれで変調されていた信号をそれぞれ復調したI信号,Q信号として出力する直交復調手段と,前記直交復調手段の出力する前記I信号とQ信号に含まれる,伝送路で加えられた歪みを除去する波形等化手段と,前記波形等化手段の出力を識別して,デジタルデータとする符号識別手段と,前記符号識別手段の出力を組合せて,一列のデータ系列に復号するデータ変換手段と,前記データ変換手段の出力するデータに誤り訂正処理を行う誤り訂正手段と,前記直交復調手段の出力するI信号とQ信号から前記可変利得手段を制御する信号レベル検出手段を備える直交変調波復調装置において,前記波形等化手段の制御情報から前記波形等化手段への入力信号の状態を評価する波形等化評価手段と,前記波形等化手段の出力する波形等化したI信号とQ信号から信号点の分布状態を評価するコンスタレーション評価手段と,前記符号識別手段の識別前と識別後の信号の差から信号対雑音比を評価するS/N評価手段と,前記誤り訂正手段で一定時間に訂正した数から誤り率を求める誤り率評価手段と,前記信号レベル検出手段,前記波形等化評価手段,前記コンスタレーション評価手段,前記S/N評価手段,前記誤り率評価手段の少なくとも一手段の評価結果から,入力信号の状態を総合的に評価する入力状態評価手段と,前記入力状態評価手段の評価結果を表示する評価結果表示手段,前記入力状態評価手段の評価結果を出力する出力端子手段の少なくとも一手段を備えることを特徴とする直交変調波復調装置。
IPC (5件):
H04L 27/38 ,  H03H 7/01 ,  H04B 1/06 ,  H04L 27/00 ,  H04N 5/455
FI (5件):
H04L 27/00 G ,  H03H 7/01 F ,  H04B 1/06 Z ,  H04N 5/455 ,  H04L 27/00 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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