特許
J-GLOBAL ID:200903087596135670

一般化予測制御システム及び脱硝制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 伸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-287339
公開番号(公開出願番号):特開平10-116105
出願日: 1996年10月11日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 一般化予測制御系に切り替わる際に、指令値が大きくずれることがなくスムーズに切替を行うことのできる一般化予測制御システムを提供すること【解決手段】 一般化予測制御装置34を含む制御系31が待機中の時には、実際の指令値Vに基づいてバンプレス切替演算部36にて、演算処理部35の逆演算を行い仮想操作量u′を求める。演算処理手段35はその仮想操作量u′に基づいて演算処理をするため、結局演算処理部35から出力される仮想指令値は実際の指令値と同一或いは近似する値となる。従って、任意のタイミングで使用する制御系が切り替わり、自己31が選択された場合には、その仮想指令値がそのまま実際の指令値として出力されるので、切り替わる前後の実際の指令値はほとんど同じとなり、ステップ的に大きく異なることがなく、制御対象物等は安定して動作する。
請求項(抜粋):
制御対処物に対して指令値を発することのできる制御系を複数用意し、それら複数の制御系を適宜切り替えて、いずれか1つの制御系からの指令値に基づいて前記制御対象物を動作させる制御システムであって、前記複数の制御系の少なくとも1つが、一般化予測制御に基づいて指令値を発するようにした一般化予測制御システムにおいて、前記一般化予測制御を含む制御系が以下の要件(1)〜(5)を備えたことを特徴とする一般化予測制御システム。(1)少なくとも目標値と、過去複数回の制御対象物の被制御値及び過去複数回の自己が求めた操作量に関する履歴データに基づいて一般化予測を行い操作量を求める一般化予測制御手段を持つ。(2)前記一般化予測制御手段から出力される操作量に対し所定の演算処理を行い指令値を求める指令値算出手段を持つ。(3)他の制御系から発せられる指令値が選択され、実際の指令値として前記制御対象物側に与えられている場合は、前記指令値算出手段の出力が前記実際の指令値になるような仮想操作量データを求めるとともに、求めた各値を前記指令値算出手段及び前記一般化予測制御手段にそれぞれ供給可能とする。(4)他の制御系が選択されている待機中は、前記求めた仮想操作量データを前記一般化予測制御手段が求めた操作量データとみなして操作量の履歴データに格納し、前記仮想操作量データに基づいて前記指令値算出手段を動作させて仮想指令値を求める。(5)自己が選択された際には、待機中に求めた仮想操作量データを含む所定のデータに基づいて一般化予測制御手段を動作させる。
IPC (11件):
G05B 13/04 ,  B01D 53/34 ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/74 ,  B01D 53/86 ZAB ,  G05B 7/02 ,  G05B 9/03 ,  G05B 11/32 ,  G05B 17/02 ,  G05B 23/02 ,  G05D 21/00
FI (10件):
G05B 13/04 ,  G05B 7/02 A ,  G05B 9/03 ,  G05B 11/32 C ,  G05B 17/02 ,  G05B 23/02 R ,  G05D 21/00 A ,  B01D 53/34 ,  B01D 53/34 129 E ,  B01D 53/36 ZAB C
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-073401
  • 特開昭63-197201
  • モデル予測制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-229091   出願人:株式会社東芝
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