特許
J-GLOBAL ID:200903087645987563

直交周波数分割多重伝送方式とその送信装置および受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-063869
公開番号(公開出願番号):特開平8-265293
出願日: 1995年03月23日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 フェージングの影響を受けても受信側で多値変調シンボルを確実に復調でき、しかも基準データの伝送量を減らしてデータ伝送効率の向上を図る。【構成】 送信装置において、OFDM伝送フレームを生成して送信する際に、フレームの先頭部分にのみヌルシンボルおよび基準シンボルを配置し、情報シンボルデータ領域には時間方向および周波数方向にそれぞれ一定の間隔でQPSKシンボルを配置して送信する。一方受信装置においては、上記伝送フレームの先頭部分に配置された基準シンボルにより各キャリアの振幅誤差および位相誤差を検出し、かつ各QPSKシンボルにより受信波の振幅変動および位相変動を検出してその検出結果を基に上記基準シンボルにより検出された各キャリアの振幅誤差および位相誤差を補正して、この補正した振幅誤差信号および位相誤差信号を基に、復調シンボルデータを等化するようにしたものである。
請求項(抜粋):
送信側から受信側へ直交周波数分割多重変調方式を使用して情報を無線伝送する直交周波数分割多重伝送方式において、前記送信側は、時間方向および周波数方向に複数のスロットを二次元的に配置してなる伝送フレームを構成し、この伝送フレームの限定された所定のスロットに基準シンボルを挿入して送信するとともに、その他のスロットに少なくともPSK変調方式を含む複数のディジタル変調方式により変調された複数の情報シンボルを前記各ディジタル変調方式に応じて予め定めた位置関係で挿入して送信し、一方前記受信側は、受信した伝送フレーム中の前記PSKシンボルを基に受信信号の振幅および位相の変動を検出して、この検出結果を基に前記伝送フレーム中の基準シンボルを補正し、この補正した基準シンボルを基に情報シンボルを復調することを特徴とする直交周波数分割多重伝送方式。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 27/18
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 27/18 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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