特許
J-GLOBAL ID:200903087654275444

TDD無線通信システムおよびこのシステムで使用される無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-037895
公開番号(公開出願番号):特開平8-298688
出願日: 1996年02月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【課題】 精密なタイミング制御を行なったり大きなガードタイムを設けることなく高品質の無線通信を行なえるようにし、これにより伝搬遅延時間の経時変化が大きい場合でも簡単な制御で伝送効率の良い無線通信を実現する。【解決手段】 移動局MSおよび基地局BSに、地上系無線チャネルを介してTDD通信を行なうか衛星系無線チャネルを介してTDD通信を行なうかを選択する無線チャネル選択手段を備える。そして、この無線チャネル選択手段により地上系無線チャネルが選択された場合には、誤り訂正能力を優先した誤り訂正符号を選択してディジタル情報系列に対し誤り訂正を優先した符号化処理および誤り訂正復号処理を行なってTDD通信し、一方衛星系無線チャネルが選択された場合には、消失訂正能力を優先した誤り訂正符号を選択して消失訂正のための符号化処理および復号処理を行なってTDD通信を行なうようにしたものである。
請求項(抜粋):
少なくとも一方が移動可能な第1の無線局と第2の無線局との間で、無線チャネルを介してTDD方式による無線通信を行なうTDD無線通信システムにおいて、前記第1の無線局は、入力ディジタル情報系列に対し、所定の消失訂正能力を有する誤り訂正符号を用いて符号化を行なうための符号化手段と、この符号化手段により符号化されたディジタル情報系列を、所定のディジタル変調方式で変調したのち所定の送信期間に前記無線チャネルへ送信するための送信手段とを備え、前記第2の無線局は、前記無線チャネルを介して所定の受信期間に到来した無線信号を受信したのちディジタル復調して復調信号を出力するための受信手段と、この受信手段から出力された復調信号に対し、前記誤り訂正符号に基づく消失訂正処理を行ない、これにより前記所定の受信期間内に受信されずに消失した情報を回復するための復号手段とを具備したことを特徴とするTDD無線通信システム。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04L 1/00
FI (2件):
H04B 7/26 109 N ,  H04L 1/00 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る