特許
J-GLOBAL ID:200903087760382055

既設の建築物の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小宮 雄造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-116124
公開番号(公開出願番号):特開平10-292642
出願日: 1997年04月19日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】粉塵や騒音の発生がなく、特別な換気や養生が不要で、居住状態で、施工できる既設の建築物の補強方法を提供すること。【解決手段】建築物の補強すべき部分1に、この部分の外側面との間に間隔をおいて、接合板12を取付け、前記部分1の外側に配した補強用成形板13の縁部13dよりの部分を接着剤を介して接合板12に接合し、縁部13dよりの部分の外側に、各縁部をまたぐように配した接合部補強用シート18,19を接着剤を介して補強用成形板13に接合し、または、補強用成形板の接合板に接合された部分の外側面に押え板を当て、補強用成形板の縁部よりの部分を押え板と接合板とで挾圧した状態する。なお、補強すべき部分1と補強用成形板13との間にはモルタルMtを充填する。【効果】接合部補強用シート又は押え板により、接着部が補強され、偏心荷重による接着部の剥がれが防止され、耐力及び靭性が大幅に向上する。
請求項(抜粋):
既設の建築物の補強すべき部分を補強用成形板で被い、その補強すべき部分の外側面と補強用成形板の内側面との間の隙間にモルタル又はコンクリートを充填する既設の建築物の補強方法において、前記補強すべき部分に、この部分の外側面との間に間隔をおいて、少なくとも一つの接合板を取付け、繊維補強樹脂で成形された補強用成形板を前記補強すべき部分の外側に配し、補強用成形板の少なくとも両側の縁部よりの部分を接着剤を介してこれに対応する接合板の部分に接合し、補強用成形板の接合板に接合された部分の一部又は全部の外側面に押え板を当て、該押え板を接合板に向けて押し付けて、補強用成形板の縁部よりの部分を接合板と押え板とで挾圧した状態にしておくことを特徴とする既設の建築物の補強方法。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 既存柱の耐震補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-184781   出願人:安藤建設株式会社
  • 建築物の梁のせん断補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-247047   出願人:株式会社熊谷組, 東邦レーヨン株式会社, 株式会社有沢製作所
  • 特公昭53-043259
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審査官引用 (4件)
  • 既存柱の耐震補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-184781   出願人:安藤建設株式会社
  • 建築物の梁のせん断補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-247047   出願人:株式会社熊谷組, 東邦レーヨン株式会社, 株式会社有沢製作所
  • 特公昭53-043259
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