特許
J-GLOBAL ID:200903087816628869

平衡型積層ストリップラインフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-314412
公開番号(公開出願番号):特開2004-153416
出願日: 2002年10月29日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
【課題】平衡型積層ストリップラインフィルタにおいて、複数の誘電体層を積層する工程において発生する積層ずれによるフィルタ特性の減衰極の変動を低減することができる広帯域な平衡型積層ストリップラインフィルタを提供する。【解決手段】順次積層されて第1〜第3の誘電体層内に、第1および第3の共振器71・73が第2の誘電体層を挟んでそれぞれの少なくとも一部が積層方向から見て重なるように平行に配されるとともに、第2および第4の共振器72・74が第2の誘電体層を挟んでそれぞれの少なくとも一部が積層方向から見て重なるように平行に配され、第1および第2の共振器71・72ならびに第3および第4の共振器73・74とが、第1〜第4の共振器71〜74の長さ方向と積層方向で構成される平面に関して面対称に配されている平衡型積層ストリップラインフィルタである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1の誘電体層と、該第1の誘電体層の上に積層された第2の誘電体層と、該第2の誘電体層の上に積層された第3の誘電体層と、前記第1の誘電体層の下面に配された第1の接地電極と、前記第1および第2の誘電体層の間に配された第1および第2の片端開放矩形状共振電極ならびに第1および第2の片端短絡矩形状共振電極と、前記第2および第3の誘電体層の間に配された第3および第4の片端開放矩形状共振電極ならびに第3および第4の片端短絡矩形状共振電極と、前記第3の誘電体層の上面に配された第2の接地電極とから成り、 前記第1〜第4の片端開放矩形状共振電極は略同一の形状を有し、前記第1および第3の片端開放矩形状共振電極は前記第2の誘電体層を挟んでそれぞれの少なくとも一部が積層方向から見て重なるように平行に配されるとともに、前記第2および第4の片端開放矩形状共振電極は前記第2の誘電体層を挟んでそれぞれの少なくとも一部が積層方向から見て重なるように平行に配され、 前記第1〜第4の片端短絡矩形状共振電極は略同一の形状を有し、前記第1および第3の片端短絡矩形状共振電極は前記第2の誘電体層を挟んでそれぞれの少なくとも一部が積層方向から見て重なるように平行に配されるとともに、前記第2および第4の片端短絡矩形状共振電極は前記第2の誘電体層を挟んでそれぞれの少なくとも一部が積層方向から見て重なるように平行に配され、 前記第1および第2の接地電極は積層方向から見て前記第1〜第4の片端開放矩形状共振電極ならびに前記第1〜第4の片端短絡矩形状共振電極を覆うように配され、 前記第1の片端開放矩形状共振電極の開放端と反対側の端部と、前記第1の片端短絡矩形状共振電極の短絡端と反対側の端部とを電気的に接続して第1の共振器を形成し、 前記第2の片端開放矩形状共振電極の開放端と反対側の端部と、前記第2の片端短絡矩形状共振電極の短絡端と反対側の端部とを電気的に接続して第2の共振器を形成し、 前記第3の片端開放矩形状共振電極の開放端と反対側の端部と、前記第3の片端短絡矩形状共振電極の短絡端と反対側の端部とを電気的に接続して第3の共振器を形成し、 前記第4の片端開放矩形状共振電極の開放端と反対側の端部と、前記第4の片端短絡矩形状共振電極の短絡端と反対側の端部とを電気的に接続して第4の共振器を形成し、 前記第1および第2の共振器ならびに前記第3および第4の共振器とが、前記第1〜第4の共振器の長さ方向と積層方向で構成される平面に関して面対称に配されるとともに、前記第1および第3の共振器に平衡型の入力端子ならびに前記第2および第4の共振器に平衡型の出力端子が電気的に接続されるか、または前記第1および第3の共振器に平衡型の出力端子ならびに前記第2および第4の共振器に平衡型の入力端子が電気的に接続されていることを特徴とする平衡型積層ストリップラインフィルタ。
IPC (2件):
H01P1/203 ,  H01P1/205
FI (4件):
H01P1/203 ,  H01P1/205 B ,  H01P1/205 D ,  H01P1/205 K
Fターム (10件):
5J006HB04 ,  5J006HB05 ,  5J006HB17 ,  5J006JA01 ,  5J006JA11 ,  5J006LA01 ,  5J006LA12 ,  5J006LA26 ,  5J006NA00 ,  5J006NA03
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る