特許
J-GLOBAL ID:200903089653566758

積層誘電体フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-225996
公開番号(公開出願番号):特開平8-070201
出願日: 1994年08月26日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 小型で、設計の自由度が高く、肩部から遮断領域にかかる領域をノッチ領域とすることが可能な積層誘電体構造のBPFを提供する。【構成】 中間の誘電体基板102の両側に直線状ストリップライン141と階段状ストリップライン117、118とが対向するように配する。この中間の誘電体基板102に対して、これらストリップライン117、118、141を平面的に視て覆うようなアース電極129等がそれぞれの外側表面に形成された誘電体基板101、102を張り合わせる。この場合、階段状ストリップライン117、118が並列共振用インピーダンスとして動作し、直線状ストリップライン141が直列共振用インピーダンスとして動作する。並列共振用インピーダンスによるBPFが実現できるとともに、このBPFフィルタの肩部から遮断領域にかけて直列共振インピーダンスによるノッチ領域を形成することができる。
請求項(抜粋):
積層された3枚の誘電対基板を有し、実質的に、中間誘電体基板の両主表面側には、それぞれ、共振電極が配される、両外側誘電体基板の両外側主表面には、平面的に視て前記共振電極を覆うように共通電極が形成される、前記共振電極の一方は、少なくともn(n≧3)本のストリップラインとして形成され、このn本のストリップラインは、平面的に視て平行に配され、前記n本のストリップラインの一端側は前記共通電極に接続される短絡端とされ、他端側は開放端にされる、前記共振電極の他方は、少なくともm(m≦n-1)本のストリップラインとして形成され、このm本のストリップラインは、平面的に視て前記n本のストリップラインに対してコムライン的に配されるとともに、前記少なくともm本のストリップラインの一端側が前記共通電極に接続される短絡端とされ、他端側が開放端とされて、かつ前記少なくともm本のストリップラインは、階段状または直線状または線幅が前記短絡端側と前記開放端側とで同一の線幅または異なる線幅にされる、前記コムライン的に配された前記n本のストリップラインは、前記m本のストリップラインと、平面的に視て隣合うストリップラインの一部が重なる部分を有するように階段状または直線状にまたは開放端側と短絡端側で線幅の異なるように形成され、たことを特徴とする積層誘電体フィルタ。
IPC (2件):
H01P 1/203 ,  H01P 1/205
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 積層型誘電体フィルター
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-358918   出願人:日本碍子株式会社
  • 特開昭62-091001
  • 特開昭62-254501
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審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-254501
  • 特開平4-237201
  • 特開平4-237201
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