特許
J-GLOBAL ID:200903087869657941

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-061441
公開番号(公開出願番号):特開平9-249111
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 スプリット路において車両に加わるヨートルクを抑制しつつ、車両の制動性を向上させることのできるアンチスキッド制御装置を提供する。【解決手段】 車輪速センサの検出結果から演算された車輪速度等に基づき、各車輪毎にブレーキ油圧を調整する電磁弁を制御するための制御モードを設定し、スプリット路走行中と判定(ステッフ ゚401-Y)した時には、高油圧側輪(高μ輪)の制御モードを、高油圧側輪のブレーキ油圧の増大が制限されるように再設定(ステッフ ゚407〜423)することにより、左右輪の制動力差が過大になることを防止する。 但し、前後Gセンサにより検出される車体減速度Dや車体速度Vが所定値Da,Vaより小さい時(ステッフ ゚403Y,ステッフ ゚405-Y) には、左右輪で制動力が異なっても操縦安定性への影響は小さいので、油圧制限を行うことなく通常通りの制御を行う。これにより、操縦安定性を損なうことなく制動性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
左右前輪のブレーキ力を個々に調整可能な制動装置と、車両制動時に、上記制動装置のブレーキ力を調整して、各車輪と路面との間に過度なスリップが生じることのないように制御する制動力制御手段と、上記左右前輪の挙動に基づき、左右輪で車輪と路面との摩擦係数が異なるスプリット路を走行中であるか否かを判定する走行状態判定手段と、該走行状態判定手段にてスプリット路走行中であると判定された場合に、摩擦係数が大きい側の路面を走行する車輪のブレーキ力の増圧を制限するブレーキ力制限手段と、を備えたアンチスキッド制御装置において、車両の進行方向とは反対方向の加速度を検出する車体減速度検出手段と、該車体減速度検出手段にて検出される加速度が所定値より小さい場合に、上記ブレーキ力制限手段の動作を禁止する第1の禁止手段と、を設けたことを特徴とするアンチスキッド制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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